1週間のNY近郊の
ニューヨーク州議会は9日、警察官の懲戒処分記録を一般市民に開示することを阻む現行法を廃止する、新法案を可決した。10日付FOXニュースが伝えた。
ジョージ・フロイドさんの暴行死事件と、それを受けた抗議活動が全米で続く中、州議会は警察改革関連法案を相次いで審議している。8日には、警官が容疑者の首を圧迫して拘束する行為を禁じる法案を可決した。
9日に可決された法案は、州市民権法の「50A項」を廃止する内容。同知事は、「これまで主にメディアの要請により開示されていた警察官の懲戒処分の記録が、一般市民にも開示される事になる」と述べた。教師など他公務員の記録は、すでに一般に開示されている。
アンドリュー・クオモ知事は16日、同法案に署名して法案を成立させた。