州知事、市民に不満を語る 経済再開で2万5000件苦情 <オールバニ>

ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は15日、経済活動再開ガイドラインの違反が「横行」していることに不満を表明し、地方自治体が住民にガイドラインを順守させることができない場合は、再開日程を遅らせると警告した。同日付NBCニューヨークが伝えた。

再開ガイドライン違反についての苦情は、15日現在、州全体で2万5000件寄せられており、その大半はマンハッタン区とロングアイランドのハンプトンズだという。13日と14日の週末は天候に恵まれたこともあり、マスクを着用しない人々が、社会的距離を保持せずに歩道にたむろする様子を撮影した画像が、ソーシャルメディアにあふれた。ニューヨーク市内はまだ再開第1段階で、飲食店はデリバリーとテークアウトのみ営業が許可されているが、マンハッタン区やブルックリン区のレストランでは、屋外のテーブルで飲食する人々の姿も見られた。

知事は、「歩道での飲酒は法律違反であり、地元警察が取り締まりを行うべきだ」と述べ、ガイドラインに従わないバーや飲食店は、酒類販売許可の取り消しもあり得ると警告した。

               

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