1週間のNY近郊の
ジョージ・フロイドさんが白人警察官から暴行を受けて死亡した事件を受け、ニュージャージー州のガービア・グレウォル司法長官検事は2日、警察の暴力行使を規制するガイドラインを20年ぶりに更新すると発表した。3日付NBCニューヨークが伝えた。
同州のフィル・マーフィー知事と行った記者会見で発表したもので、同州の警察官全員に免許制プログラムを設置するよう動くとも述べた。
同司法長官によると、全米の少なくとも43州で、警察官になるための免許取得が義務付けられており、医師や弁護士など免許を必要とする他の専門職と同調させていきたい意向。
同司法長官は、州全域の数都市で行われる予定の、警察官と住民の間の安全なやり取りを推進するために、訓練を行う試験的なプログラムについても発表した。警察官が暴力を行使した場合、それを記録する州全域でのデータベースも導入していく。
同州でも同様に、フロイドさんの死をきっかけとした抗議活動が起きている。