1週間のNY近郊の
ブロンクス区で3日、警察の暴力に反対するデモに便乗した略奪と破壊行為で、小規模店舗らが被害を受けた。騒動後、現場には地元ボランティアらが駆け付けた。同日付PIX11が伝えた。
西バーンサイドアベニューで薬局を営むネリス・ヒメネスさんは、略奪者が2日午前3時ごろに店内を荒らしている監視ビデオを公開し、「一瞬で人生を破壊された」と涙を見せた。4軒先のブロンクス・オプティカル・センターを経営するジェシカ・ベタンコートさんも、3台の監視カメラで撮影した、略奪者が店を占拠する様子を公開した。
ビル・デブラシオ市長は3日、これらの中小企業の立て直しを支援すると約束。4日には、記者会見で50万ドルの助成金を割り当てると発表した。
リッチー・トーレス市議会議員によると、フォーダムロードでは37軒の小規模店が被害に遭い、ボランティアグループ「フェド・キャップ」が提供する、無料の清掃サービスを受けている。