10代被告が有罪認める 女学生刺殺事件<マンハッタン>

昨年12月、マンハッタン区にあるモーニングサイドパークで、バーナード大学に通っていたテッサ・メジャーズさんが3人の少年に襲われ刺殺された。この事件に関連して起訴されていた少年(14)が今月3日、第一級強盗の罪を認めた。4日付PIX11が伝えた。

少年は当初、強盗の際に犯した第二級重罪謀殺で起訴されていたが、メジャーズさんを直接刺していないと判断され、検察と司法取引が行われた。量刑は、少年拘置所に6〜18カ月の入所となる見込み。

今回、強盗罪を認めた少年は、今年2月に逮捕された。強盗を行う前に、友人の1人がメジャーズさんを後ろから押さえつけ、別の友人が自分の渡したナイフでメジャーズさんを刺したと警察に自白。DNA鑑定などで自白を裏付ける証拠も存在した。

メジャーズさんを刺したとされるラシャウン・ウィーバー被告(14)は、2件の第二級殺人で起訴され、もう1人の少年も1件の第二級殺人で起訴されているが、両被告共に罪状を否認している。

NYジャピオン 最新号

Vol. 1273

トランプ大統領による新政権 第2章が遂に動き出す

米大統領選挙は今月5日投開票され、米東部時間6日午前5時30分過ぎに共和党候補のドナルド・トランプ前大統領(78)の勝利が確実となった。一方、民主党候補だったカマラ・ハリス副大統領は6日午後、首都ワシントンで演説し敗北を認めた。支持者らに向け、理想のために戦うことを「決してあきらめない」よう訴え、「この選挙結果は私たちが望んだものではない」としながらも、平和的な政権移譲が必要だと強調した。1期目とは全く異なると言われるトランプ政権2期目の行方はいかに。

Vol. 1272

リトルポルトガル味めぐり

ニュージャージー州ニューアークはポルトガルからの移民とその子孫が多く暮らしていることで有名だ。今週は日本人の舌にも合うポルトガルの味を探訪、併せてリトルポルトガルの成り立ちにも迫る。

Vol. 1271

冬に飲みたくなる、贈りたくなる ウイスキー魅力再発見

ウイスキーといえば、近年ジャパニーズウイスキーが世界で注目を集め、希少価値も上がっているようだ。ウイスキーには、シングルモルトや、ブレンデッド、グレーンなど種類によって味が異なり、銘柄ごとの個性を楽しめるのも魅力だ。そこで今回は、ニューヨークでウイスキーの魅力を再発見してみよう。