1週間のNY近郊の
ミネソタ州ミネアポリスで先月25日に白人警察官の暴行により死亡した、黒人男性ジョージ・フロイドさんを追悼する大規模な集会が今月4日、ミネアポリスで行われる葬儀に合わせて、ニューヨーク市でも開催された。同日付amニューヨークが伝えた。
ブルックリン区ダウンタウンのカドマンプラザには、5000人以上が集まった。フロイドさんの弟で同区在住のテレンスさんは大歓声で迎えられた。ビル・デブラシオ市長は、市とNYPDの変革を約束する演説を行ったが、激しいブーイングを受けた。
テレンスさんは、兄が亡くなったのは意義あることだったと述べ、「『フロイド』という名前は生き続ける」と語った。「抗議活動は誇りに思うが、破壊行為はやめてほしい。兄は望んでいない」とも述べた。
フロイドさんの死をきっかけに、警官の暴力と人種差別に対する抗議活動が全米各地で活発化しており、抗議活動は9日現在も各地で続いている。