日焼けサロンが強行営業 ガイドライン無視で再び閉店<スタテンアイランド>

スタテンアイランドのグレートキルズ地区で先月28日、ニューヨーク市の経済活動再開ガイドラインに背いて営業を再開した日焼けサロンが、開店してまもなく閉店した。同日付ABC7ニューヨークが伝えた。

同店の経営者ボビー・カトーネさんは、「警察が召喚状を出し、身柄拘束と営業許可取り消しを警告したため、閉店の指示に従った」と語った。カトーネさんは営業再開に先立ち、「全てのビジネスは必要不可欠」と書かれた幕を同店舗の前面に掲げ、数十人と共に経済活動停止についての抗議活動を行った。

カトーネさんは、「同地区は米疾病予防管理センターが求める経済活動再開の基準をすでに達成しており、再開が許可されるべきだ」と主張。

ニューヨーク市のビル・デブラジオ市長は、「市当局は特定地区での例外は認めない」と述べ、市の経済活動停止・再開のガイドラインに従うよう求めた。

市長は先月28日、「市内での活動再開の第1段階が始まるのは、1〜2週間後になるだろう」と、述べている。

               

バックナンバー

Vol. 1304

車で行けて、今からでも予約可能! NY近郊で夏の小旅行!!

学校も長ーい休みに突入、大人も夏の一時帰国や旅行に浮き足立つ今日この頃。一方、日々に忙殺され、予約に出遅れた! すでに航空券高すぎ! なんて方もきっといるはず…。そんな方に、今からでも予約可能で家計にも優しいNY近郊の夏休みスポットをご紹介します。

Vol. 1303

ニューヨークの今を映し出す 多彩なインフルエンサーたち

世界中から人と情報が集まるニューヨーク。多彩なインフルエンサーたちが日々、ファッション、美容、グルメ、ライフスタイル、カルチャーなど、ありとあらゆるジャンルの情報をSNSを通して届けている。その発信からは都市の空気やリズムがにじみ出る。NYの今を映し出すレンズとしての彼/彼女らに注目してみたい。

Vol. 1302

私たち、こんなことやってます!気になるビジネスを深掘りする連載企画。今回は、海外邦人歯科クリニックのロバート・ウェバー

さんと、医学博士・鍼灸師であり、神経科学者でもある周震宇さんに話を伺った。

Vol. 1301

高級化の勢いが止まらない ウィリアムズバーグ地区

かつて製造業が盛んだった名残が見えるインダストリアルなウエアハウスとトレンディーなホテルやショップなどが混在するウィリアムズバーグ地区。そんな同地区がここ何年かで急激にジェントリフィケーション化が進み、完全に「富裕層が住む街」と化している。今号ではそんな同地区で話題の高級ショップ&最新レストランを紹介。