パーティー中に4人負傷 公園の大木の枝が落下<マンハッタン>

マンハッタン区アッパーウェストのリバーサイドパークで先月27日、大木の枝が折れ、4人が頭や腕などを負傷し病院に運ばれた。同日付デイリーニュースが伝えた。

西91ストリート付近のアッパーウェストサイド公園で午後6時すぎ、およそ75フィートのスパニッシュオークの幹から伸びて朽ちた50フィートほどの枝が折れて落下。女性3人と男性1人がけがを負った。

救急隊員が4人を聖ルカ病院に搬送し、54歳と48歳の女性が頭部を、55歳の女性は腕と頭を負傷した。また53歳の男性は、腕にけがを負った。4人の命に別状はない。

けがをした4人は、友人の50歳の誕生日を、彼らを含む7人で祝っていたという。折れた枝は公園のベンチの上に倒れてきて、誕生会を開いていたグループの椅子2脚も破損した。

公園局のダン・カスタニス広報担当者は、「今後、枝が折れた原因を究明するために大木を全面的に点検する予定。けがを負った人々がはやく回復することを願っている」と話した。

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1240

今年のセントパトリックデーはイル文化を探索しよう

3月17日(土)のセントパトリックデー(Saint Patrick’s Day。以下:聖パトリックデー)が近づくとニューヨークの街中が緑色の装飾で活気づく。一足先に春の芽吹きを感じさせるこの記念日は、アイルランドの血を引く人にとっては「盆暮れ」と同じくらい大事。大人も子供も大はしゃぎでパレード見物やアイリッシュパブに出かける。聖パトリックデーとアイルランド魂の真髄を紹介する。