国外の医師免許を認可 全米で初の試み(NJ)

ニュージャージー州のフィル・マーフィー知事とグルビル・グレワル司法長官は17日、

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、米国外の医師免許を持つ同州居住の医師に対し、医師免許を認可すると発表した。同日付Patchが伝えた。

「ニュージャージ州は、最前線の医療現場を助けるために国際的な知識と経験を受け入れる、最初の州だ」とマーフィー知事は話した。

国外の医療免許を持つ医師を一時的に認可するこのプログラムは、現在同州の消費者庁にて申し込みを受け付けている。応募条件は、米国で合法的に労働できるステータスであり、かつ米国外の医師免許を持っていること。その他の条件は、

・内科での診療経験が最低5年以上あること

・最後に行った診療行為からのブランクが5年以内であること

・プログラムに支障の出るような懲戒処分や歴犯罪歴がないこと

・申込書に関連する、医師免許や、職務経歴などを含む書類を提出できること

この免許は現在の緊急事態下でのみ有効。また医師は、ニュージャージー州指定の施設でのみ医療行為が認められる。

プログラムの詳細については、同庁の以下URLからも確認できる。

http://d31hzlhk6di2h5.cloudfront.net/20200417/3e/cc/f1/be/dc41b6f41c318111f2294f9f/FAQ-Foreign-Licensed-Doctor-Program.pdf

<4月20日>

               

バックナンバー

Vol. 1300

ガチなニューヨーカーには、必ずお気に入りのアイスクリームがある NOアイスクリーム、NOニューヨーク!!

ようやく初夏の陽気になってきたニューヨーク。メモリアルデーには冬場クローズしていたプールや野外イベントもオープンしました。昔からなぜかアイスクリームが大好きで、必ず地元に一軒はお気に入り店があるニューヨーカーたち。とっておきの新旧名店をご紹介していきます!

Vol. 1299

6月はイベント盛りだくさん ブラックカルチャーを体感しよう!

6月19日は米国の奴隷解放を記念する祝日「ジューンティーンス」。1865年の同日、テキサス州で奴隷として扱われていた人々に自由が告げられたことに由来し、19世紀後半からアフリカ系米国人のあいだで祝われてきた。2021年には米国の新たな祝日に制定。毎年この時期のニューヨークは、パレードやカルチャーイベントが目白押し。この機会にブラックカルチャーに触れてみよう!

Vol. 1298

私たち、なことてま

気になるビジネスを深掘りする連載企画。今回は、新たなプロジェクトに取り組むTICレストラングループ代表のボン八木秀峰

さんと、治療だけではなく健康維持のためのイベントも開催する

FuncPhysio(ファンクフィジオ) の理学療法士小崎裕也さんに話を伺った。

Vol. 1297

今話題のプランタンニューヨーク

今年3月下旬に、160年の歴史を持つフランスの百貨店プランタン(PRINTEMPS)が、ウォール街に米国初出店を果たした。「百貨店ではない」をコンセプトにした小売りの新時代を切り開く新しいリテールモデルを目指す、今号ではそんな話題のプランタンニューヨークの魅力を探ってみた。