今週からプロリーグの新シーズンが始まったアイスホッケー。スピーディーな試合展開とフィジカルテンションが最大の魅力だが、TVで観るのと実戦をナマで観るのがこれほど違うスポーツもない。今年こそ、アリーナに足を運んでアイスホッケーを観戦してみよう。
1週間のNY近郊の
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オールバニ
ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は1日、39歳の女性が新型コロナウイルス検査で陽性反応を示し、マンハッタン区の自宅で隔離されていると発表した。州内で感染が確認されるのは初めてで、女性は医療従事者。先月24日にイランから帰国したばかりだった。2日付CBSニューヨークが伝えた。
呼吸器症状があるが、深刻な状態ではないという。当局は現在、イランからの航空便の乗客と、空港から自宅までのカーサービスの運転手に連絡を取っている。女性の夫も医療従事者で、イランに同行していたため現在隔離されており、ウイルス検査の結果待ち。病院に隔離されていない理由については、「感染者の80%は、自己回復するため」と述べた。
また知事は、州の医療スタッフと備品に新たに4000万ドルを費やして、新たな衛生措置を実施。高齢者などリスクが高い人々が利用する施設に対して重点的に取り組むと発表した。
また今月3日、ウェストチェスター在住の女性でマンハッタン区で勤務する弁護士が、州内2人目の感染者として発表された。
マンハッタン
マンハッタン区ローワーマンハッタンの連邦拘置所は先月27日、銃1丁が所内にひそかに持ち込まれた可能性があるとの情報提供を受けて封鎖を実施し、所内全体の捜索を行った。同日付NBCニューヨークが伝えた。
同28日、当局が地元メディアに語ったところによると、所内から銃は発見されなかったが、通報は真剣に受けとめられ、捜索が続いているという。弁護士やソーシャルワーカーなどの訪問も一時中止となっており、捜索および閉鎖は3月3日時点も継続中。終了日時は不明。
同拘置所は、性的虐待で起訴されていたジェフリー・エプスタイン被告が独房内で自殺してから注視されるようになった。連邦刑務所局の職員2人は後に、同被告の様子を確認したと虚偽の報告で逮捕された。
同拘置所には現在、有名弁護士のマイケル・アベナッテイ被告を含む約700人を収容。メキシコの麻薬王「エル・チャポ」ことホアキン・グスマン被告も、有罪判決前に同拘置所に収容されていた。
マンハッタン
ニューヨーク市の「市民苦情審査委員会(CCRB)」の新たな報告によると、NYPDの警官が装着したボディーカメラの録画を意図的に妨害している可能性があった。先月27日付PIX11が伝えた。
連邦裁判所は、通行人を呼び止めて所持品検査を行う「ストップ・アンド・フリスク」について、警官がマイノリティーを標的としていると判断し、ボディーカメラの装着を命じていた。
CCRBの報告は、不正行為を曖昧にする、または容易にするために、NYPDの警官が他の警官に対してカメラが録画中と警告の合図を送った可能性があると指摘。さらに昨年前半、NYPDがカメラ映像の共有により、映像がひんぱんに編集されていたとも指摘している。
警官が装着しているカメラは、週に13万件の動画を記録している。CCRBは、警官による不正行為についての苦情を調査するため、非公開事件についてのカメラ映像の閲覧を求めており、現在、関連事件は558件だという。
ロングアイランド
ロングアイランド・ナッソー郡当局の発表によると先月27日、コロナウイルスの感染を懸念して、同郡で78人が自主的に隔離しており、サフォーク郡でも最近中国本土から米国に帰国した30人が自発的に隔離状態にある。同日付ABC7が伝えた。
自主隔離しているナッソー郡居住者のうち6人が検査を受け、全ての結果が陰性だった。また、サフォーク郡の居住者のいずれも新型肺炎の症状を示していないという。ナッソー郡保健局のローレンス・アイゼンシュタイン局長は先月26日、コロナウイルスの発生以来、同郡では175人が自発的な隔離措置を取ったと記者会見で述べた。
同局はコロナウイルスよりもインフルエンザのリスクが高いため、手洗いなど衛生状態を良好に保つべきと住民に促した。
クイーンズ
クイーンズ区オークランドガーデンズで先月26日、自閉症の9歳の生徒に性的行為を強要した教師が逮捕された。先月27日付ABC7が伝えた。
特別教育を担当する教員のマーク・シェイベル被告(48)は、児童への性的虐待および児童に有害な行動をとったとし起訴された。
NYPDによると、同被告は75学区のPS213カールウルマンス校の特別学級教室で、自分の股間に女生徒の手を置かせたとされる。同被告の行動に気付いた別の教師がスマートフォンで撮影し、校長に報告。報告を受けた校長が警察に届け出た。
事件発生時、教室には他の児童もいたが、同被告の行動を目撃した児童はいなかったとされる。
教育局は声明で、「申し立てられた行為には全く容認の余地がなく、当該教員は生徒との接触がないよう、直ちに異動させた」と述べた。
同被告は先月27日に罪状認否を行う予定だったが、病気治療のため、ロングアイランド・ジューイッシュ医療センターに運ばれた。
ブルックリン
ブルックリン区イーストニューヨークで、わずか3日以内に2件の未成年者の死亡事故が発生した。先月27日付CBSニューヨークが伝えた。
同地域のブレイクとペンシルベニアの両アベニュー付近で午前8時15分ごろ、右折する車に巻き込まれた母親と7歳の息子が病院に運ばれた。事故発生時に危とく状態だった少年は、病院で死亡した。母親は軽傷だった。
駆け付けた警官の質問の中で、事故を起こした48歳の女は、運転免許の停止処分中だったことが分かった。女はその後、拘束・起訴された。
この事故のおよそ48時間前には、事故現場から2マイル以内のワートマンアベニューのクレセントストリート付近で、10歳の少女がスクールバスにひかれて死亡した。
スクールバスを運転していたペドロ・コロン被告は、歩行者妨害および歩行者に対する注意を怠った罪で起訴された。
ニューヨーク市内では、今年に入ってからこれまでに、22人が交通事故で死亡している。
マンハッタン
マンハッタン区アッパーウェストサイドで先月27日午後4時前、ホームレスの女性に現金を与えていた7歳の少女が、犬に顔をかまれて負傷した。同28日付ゴッサミストが伝えた。
NYPDによると、事故が起きたのはブロードウェーと西79ストリートの角。母親が少女に、ホームレスの女性に渡すようにと1ドル札を与え、少女がホームレスにその金を手渡していたところ、女性の飼い犬であるピットブルが少女に襲い掛かった。
母親とホームレスの女性が犬を少女から引き離そうとしたがかなわず、近くを歩いていた通行人の男性の協力により、ようやく犬を引き離した。ホームレスの女性は、同じ街角に何年もいたという。
少女は顔に裂傷を負って流血しており、マウントサイナイ病院に搬送された。容体は安定しているが、消息筋によると、大掛かりな整形手術が必要になりそうだという。
犬は動物保護団体に連れていかれ、ホームレスの女性に対して事情聴取が行われた。
アップステート
ニューヨーク州ロックランド郡スプリングバレーのラマポー高校で先月27日朝9時前、生徒・職員19人の体調が急に悪くなり、一部の生徒が嘔吐したため、全校生徒が避難した。同日付NBCニューヨークが伝えた。
急激な体調悪化は、催涙スプレーの放出によるものとみられている。同校のある学区の広報担当は、一部生徒・職員が涙目や呼吸障害を訴えたが、その場で治療を受け回復したと発表した。スプレーの入手経路は同日時点で不明。当局が捜査を行っている。
通報を受けて、危険物処理班や消防隊員、救急隊員が同校に向かい、扇風機を使用して、同校の換気を行った。全校避難から3時間足らずで安全が確認されたため、生徒たちは同校に戻り、通常通り学校の活動を再開した。
マンハッタン
ニューヨーク市のビル・デブラジオ市長は先月26日、信号無視や速度違反を繰り返す「無謀ドライバー」に安全運転講習の受講を義務付ける、新法案に署名した。受講しない場合、車両を押収される可能性がある。同日付フォックス5ニューヨークが伝えた。
交通監視カメラが捉えた違反のうち、12カ月間で信号無視5回または速度違反15回を行ったドライバーが対象となる。法案の施行は来年2月26日(金)からで、今年10月26日(月)以降の違反に対して適用される。安全運転講習は市運輸局の監督により行われる。
市長は交通事故による死亡者を減らすために、制限速度の引き下げや監視カメラの増設などの措置を行ってきた。だが今年に入って、少なくとも20人以上の歩行者が自動車事故で死亡しているという。
市長と市議会は3年後に、法案を更新するかどうか決定する。
マンハッタン
ニューヨーク市当局は、市内に残る数少ない公衆電話ボックスを近日中に全て撤去し、WiFiステーション「Link NYC」に交換すると発表した。1日付フォックス5ニューヨークが伝えた。
マンハッタン区ヘルズキッチンにある公衆電話30台を今月末までに撤去し、同区アッパーウェストサイドのウェストエンド・アベニューなどに残っている公衆電話についても、間もなく撤去していく予定だという。
コリー・ジョンソン市議会議長は、「古くなった公衆電話ボックスについて、多数の苦情が寄せられたための措置」だと述べた。
市と協力して「Link NYC」プログラムを展開しているシティー・ブリッジ社は、市内全域に最大1万台のWiFiステーションを設置していく計画を発表。これらのステーションからは、全米無料通話が可能となる。同プログラムは有料広告から収入を得ており、納税者負担なしで、5億ドルの収入を市にもたらすとみられている。
ニュージャージー
ニュージャージー州ユニオン郡ウェストフィールドの公立学校は、SNSで流行する危険な行為について子どもと話し合いを持つよう、保護者に向けて文書で促した。先月27日付NBCニューヨークが伝えた。
若者の間で拡散されるインターネットトレンド「スカル・ブレイカー・チャレンジ」が、話題を呼んでいる。これは、カメラに向かって並んだ3人が一斉にジャンプするが、実際は両端の2人は飛ばず、ジャンプした真ん中の人の脚を蹴るというもの。
マサチューセッツ州では、13歳の少女がこのチャレンジで脳振とうを起こし、病院に運ばれた。またニュージャージー州チェリーヒルでも、同じ年齢の少年がけがを負っている。ニュージャージー州ウェストフィールド学区では、生徒の報告はなかった。
この動画はSNSのプラットフォーム「TikTok」で人気を集めた。同フォームの広報担当者は、「問題の行動はコミュニティーガイドラインに違反するため、このコンテンツを削除し続ける」と話した。
ニュージャージー
ニュージャージー州バーゲン郡イーストラザフォードに今月19日(木)、アニメーション製作会社「ドリームワークス」の作品をテーマとした初のウオーターパークが開園する。先月27日付PIX11が伝えた。
同パークは、「アメリカン・ドリーム」ショッピングモール内に位置し、「シュレック」「カンフーパンダ」「サーフズアップ」などの人気作品がテーマ。その他、同モール内には大手衣料品メーカーや化粧品小売りチェーンも、オープンする。
同モールの共同CEO、ドン・ガーメジアン氏は、「ドリームワークス・アニメーション・ウオーターパークと共に、ショッピングを楽しんでほしい」と語った。
オールバニ
ニューヨーク州では今月1日から、小売店などで使用される使い捨てプラスチック製レジ袋の提供を、禁止する法案が施行された。同日付NBCニューヨークが伝えた。
昨年4月に可決された法案の施行で、紙製レジ袋の提供は継続されるが、1袋につき5セントを課する選択肢を各郡が与えられている。飲食店からの持ち帰りや、肉・魚・加工食品を入れるプラスチック袋の使用はこれまで通り可能で、再利用可能なプラ袋の提供も可能だ。
今月いっぱいは猶予期間で、違反を行った店舗が罰金を払う必要はない。ただし、4月1日(水)以降は最初の違反に対して警告が出され、次の違反に対しては250ドル、同年内のさらなる違反には500ドルの罰金が科せられる。
州環境局は、キャンバスやポリエステル製の再利用可能なエコバッグの使用を奨励しており、25万枚以上のエコバッグを購入して、食糧配給所やホームレスシェルターで配布する予定だという。
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