ニューヨーカーが使う自然な英語

〈第32回〉「日本の年末年始の文化」は英語でなんて言う?

~New Yorker’s English Expressions~
ニューヨーカーが使う自然な英語

日本には日本ならではの年末年始の文化があります。米国に住んでいると、現地の人から日本の文化について尋ねられることもしばしば。そんな時、日本独自のお正月文化について簡単に説明できると、会話の幅がぐっと広がるかも!


1 初詣(Hatsu-Mode)

Hatsumode is the first visit of the year to a shrine or temple on New Year’s Day to pray for health and happiness in the upcoming year.(初詣とは、その年に初めて神社やお寺にお参りに行き、新しい一年の幸せと健康を祈願することです。)


2 おせち(Osechi)

Osechi Ryori is an assortment of traditional Japanese dishes eaten on New Year’s Day to celebrate the new year. Each ingredient has a symbolic meaning reflecting a wish for a successful new year.(おせち料理とは、新年を祝い、お正月に食べる伝統的な日本料理です。おせちの食材一つ一つには意味があり、願いが込められています。)


3 お年玉(Otoshidama)

In Japan, children receive a small amount of pocket money called “Otoshidama” from their parents and adult relatives. The money is given in a small envelope called a Pochibukuro.(日本ではお正月に子供たちは親や親戚の大人たちから、新年のお小遣いとしてお年玉をもらいます。そのお小遣いはポチ袋と呼ばれる小さな封筒に入れて渡します。)


その他の使える単語&フレーズ

・初日の出:First Sunrise of the Year

・除夜の鐘:New Year’s Eve Bell Ringing

・年越しそば:Lucky noodles eaten to welcome in the new year

・福袋:Lucky Bag, Grab Bag


【監修】ジェニファー・ストロング講師(Strong English Services) www.strongenglishservices.com
23年間の経験と資格を持つNY州のESL教師。自宅、オフィス、ビデオチャットから簡単に英語を学習可能!

関連記事

               

バックナンバー

Vol. 1303

ニューヨークの今を映し出す 多彩なインフルエンサーたち

世界中から人と情報が集まるニューヨーク。多彩なインフルエンサーたちが日々、ファッション、美容、グルメ、ライフスタイル、カルチャーなど、ありとあらゆるジャンルの情報をSNSを通して届けている。その発信からは都市の空気やリズムがにじみ出る。NYの今を映し出すレンズとしての彼/彼女らに注目してみたい。

Vol. 1302

私たち、こんなことやってます!気になるビジネスを深掘りする連載企画。今回は、海外邦人歯科クリニックのロバート・ウェバー

さんと、医学博士・鍼灸師であり、神経科学者でもある周震宇さんに話を伺った。

Vol. 1301

高級化の勢いが止まらない ウィリアムズバーグ地区

かつて製造業が盛んだった名残が見えるインダストリアルなウエアハウスとトレンディーなホテルやショップなどが混在するウィリアムズバーグ地区。そんな同地区がここ何年かで急激にジェントリフィケーション化が進み、完全に「富裕層が住む街」と化している。今号ではそんな同地区で話題の高級ショップ&最新レストランを紹介。

Vol. 1300

ガチなニューヨーカーには、必ずお気に入りのアイスクリームがある NOアイスクリーム、NOニューヨーク!!

ようやく初夏の陽気になってきたニューヨーク。メモリアルデーには冬場クローズしていたプールや野外イベントもオープンしました。昔からなぜかアイスクリームが大好きで、必ず地元に一軒はお気に入り店があるニューヨーカーたち。とっておきの新旧名店をご紹介していきます!