ニューヨーカーが使う自然な英語

〈第22回〉「怖い」は英語でなんて言う?

~New Yorker’s English Expressions~
ニューヨーカーが使う自然な英語

この季節、街に溢れるお化けなどの怖いハロウィーンのデコレーション。ところで「怖い」って英語ではどう表現するのでしょう? “afraid”や“scared”、ハロウィーンによく聞く“spooky”などがありますが、今回はネイティブがよく使うイディオムに絞って、「怖い」の表現を学びましょう。


1 be scared stiff

“stiff”は「硬直した」という意味があり、怖くて動けないほど怯えることを表す。“stiff”にはスラングで「死骸」という意味も。

I’m scared stiff of spiders.( 体がこわばるほどクモが怖い。)


2 be shaking like a leaf

葉っぱが揺れるように、体が震えている様子を表す。怖いときだけでなく、寒くて震えているときにも使える。

He was shaking like a leaf when he heard the news.( 彼はそのニュースを聞いた時ブルブル震えていた。)


3 get the heebie – jeebies

ビクビクした様子を表す、米国の漫画から生まれた新語。

I got the heebie – jeebies when I watched the horror movie. (私はホラー映画を見て、ビクビクしていた。


4 get goose bumps

鳥肌が立つことを表す。怖いときだけでなく、寒いとき、驚いたときにも使える。

I’m getting goose bumps talking about ghosts.( 幽霊の話をしていると鳥肌が立ってきた。)


その他の使える単語&フレーズ

■ ハロウィーンに使える、定番のダジャレフレーズを紹介!

– Have a spook-tacular night !(不気味な夜を!) spookyとspectacularを合わせた造語

– I witch you a Happy Halloween !( 楽しいハロウィーンを!) wishの代わりにwitch(魔女)

– Have a bootiful Halloween !( 素敵なハロウィーンを!) booとbeautifulを合わせた造語


【監修】ジェニファー・ストロング講師(Strong English Services) www.strongenglishservices.com
23年間の経験と資格を持つNY州のESL教師。自宅、オフィス、ビデオチャットから簡単に英語を学習可能!

               

バックナンバー

Vol. 1319

その歴史から最新スポットまで ニューヨークドラァグクイーン

華やかで、挑発的で、どこまでも自由。ドラァグクイーンは、衣装とメーク、そしてパフォーマンスを通じて、性の境界を軽やかに越え、自らの存在を鮮やかに表現する。そしてニューヨークは、世界でも屈指のドラァグカルチャーの都。本特集では、1980〜90年代のアンダーグラウンドシーンの歴史から、最新のショーやクラブまでを紹介し、変化し続けるその魅力に迫る。

Vol. 1318

私たち、こんなことやってます!

患者さまの歯を一生涯守り抜く、高品質で長持ちする歯科医療を目指すDental Serenity of Manhattanのチャン院長と、人と人とのつながりを大切にし、お客様に寄り添ったサポートを心がけるCOMPASS不動産エージェントの石崎さんに話を聞きました。

Vol. 1317

ソーバーオクトーバー 一カ月の休肝がもたらす静かな変化

お酒をやめることは、意志の強さの証しではなく、自分の調子を取り戻すためのセルフケアの一つ。世界中で広がる「ソーバーオクトーバー(禁酒月間)」は、心身のバランスを見つめ直す、穏やかな一カ月の習慣。飲まないことで見えてくる「自分」を、少しの勇気と共に体験してみませんか。

Vol. 1316

知りたい、見たい、感じたい 幽霊都市ニューヨーク

ハロウィーンまで残すところ3週間。この時期なぜか気になるのが幽霊や怪奇スポットだ。アメリカ有数の「幽霊都市」ニューヨークにも背筋がゾッとする逸話が数え切れないほど残っている。こよいはその一部をご紹介。