ニューヨーカーが使う自然な英語

〈第14回〉「やっぱり」は英語でなんて言う?

~New Yorker’s English Expressions~
ニューヨーカーが使う自然な英語

日本語の「やっぱり」はシチュエーションによっていろんな意味を持ちます。日常会話にも頻出する「やっぱり」を、さまざまなケースに分けて表現方法を学びましょう!


1「やっぱり〇〇が一番」の「やっぱり」

他の物事と比較し、「結局のところ、巡り巡って、〇〇が一番良い! 好き!」ということを表す表現。

Nothing beats NYC bagels!(やっぱりNYCのベーグルが一番美味しいよね!)

– Shopping on 5th Avenue is the best!(やっぱり5番街でのショッピングが最高だよね!

After all, I like this book.(やっぱりあの本が好き。)


2「やっぱりこれにします」の「やっぱり」

一度決めたことをあとで変更するときに使う「やっぱり」の表現。

– Can I get a coffee? Actually a tea, please.(コーヒーもらえますか? やっぱり紅茶ください。)

– I was thinking of going to the party. On second thought, I won’t!(パーティーに行くつもり。やっぱりやめた!)

 


3「やっぱりね!」の「やっぱり」

物事が自分の思っていた通りだったとき、予想通りだったときに使う「やっぱり」の表現。

I knew it!/I thought so!(やっぱりね!)

As I expected, the subway was crowded.(やっぱり地下鉄が混んでいました。)

Just like I thought, that concert was amazing!(やっぱりあのコンサートは素晴らしかったです!


その他の使える単語&フレーズ♪

「やっぱり〜すればよかった」の「やっぱり」
– I should have studied harder at university.(やっぱり大学でもっと勉強しておけばよかった。)
– I should not have done that.(やっぱり私はそれをすべきではなかった。)

【監修】ジェニファー・ストロング講師(Strong English Services) www.strongenglishservices.com
23年間の経験と資格を持つNY州のESL教師。自宅、オフィス、ビデオチャットから簡単に英語を学習可能!

               

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