YAチアダンスのポジティブマインド教育学

第9回 人間関係の悩みにはブレない軸を持つこと

元NFLチアリーダーが、海外に住む子育て世代の読者に向けて、ポジティブなマインドセットを養うメソッドを紹介する連載。


【今週の語り手: 河田】

人が一番ストレスを感じやすい悩みは、人間関係だと言われています。海外生活を始めるにあたり、「これで日本の複雑なコミュニティーから離れられる!」 と喜ばれる方もいらっしゃるのかな、なんて思いました。実際は、海外に移住してからも同じ悩みに頭を抱える方が多いそうです。

このような経験はありませんか? お子さまのお稽古を見に行き、他の保護者とどう接したらいいか分からない。ママグループに入っておかないと、子どもが何か言われてしまうかな。かといって、話に入ろうとしても英語が話せないし、理解できないのよね。あぁ、今日も子どものお稽古だ、迎えに行くのが憂鬱だな。どうでしょう? 共感していただける方もいらっしゃるのではないでしょうか。

レッスン中に個別にアドバイスがもらえるので、やる気が出て継続しやすい!

全員と仲良しでいる必要はない 

私はNFLダラス・カウボーイズチアリーダーのオーディションの合格をきっかけにアメリカに越してきたのですが、英語でのコミュニケーションや、人間関係の構築にはとても苦労しました。当時チームメンバーと接して感じたことは、外国人に慣れていない人もいるということ。特に英語が話せないとなると、相手もどう接して良いのか分からず、距離を取られることがあります。人に対してオープンなイメージが強い西洋文化ですが、気遣って話しかけてくれることが日常的に起こるかというと、そうではないのです。

日本で暮らしていた際、全員とうまく付き合わなければいけないと感じることが多くありました。 当時の私はこの価値観にかなり苦しめられ、メンバー全員と良い関係性が築けないのは私が悪いからだ、と厄介な固定概念で自分を責め、練習への足取りも重くなりました。

人間関係に悩んでいた私ですが、ある時からきっぱりと諦めがつきました。「私はチアリーダーとして活動するためにここへ来たんだ」と自分の目的を再認識したのです。それからは無理に全員に話しかけず、心地が良いと思える人と過ごすようにしました。私の場合、チアリーダーとして活躍するという軸を持つことで、自分が何に注力すべきかが明確になり、気持ちが楽になったのです。

プライオリティーを明確にする

お子さまのお稽古や学校となれば、無理をしてしまう方もいると思います。少しでも心を軽くするヒントは、プライオリティーは何なのかをクリアにすること。例えば、子どものお稽古で保護者の輪に入るか迷う際、お稽古の目的を考えてみてください。子どもがやりたいからなのか、自分の交友の輪を広げるきっかけにしたいからなのか。後者であれば、ここは合わなかったとスパッと違う場所へ足を踏み出してもいいと思います。前者であれば、この時間は子どもが楽しく学ぶことが一番だと割り切り、友達作りに意気込まなくて良いのではないでしょうか。優先順位を設け、私はこれでいいんだというブレない気持ちを持って過ごすと、ストレスのかかり方が変わってきます。

結局のところ人間は相性だと思うので、全員と親友だなんてことは難しいです。自分が大切にしたい人と楽しい時間を過ごすことが、自分も周りの人も幸せになれる一番の鍵だと思います。

 

 

 

講師プロフィール

河田侑子

6歳から新体操、高校からチアダンスを始める。
日本代表として出場した全米チアダンス大会で準優勝。
大学卒業後、NFL Dallas Cowboys Cheerleadersで活動する。現在、夫と息子とアリゾナに在住。

 

橋詰あずさ

5歳よりクラシックバレエを習い、高校でバレエ留学する。
大学卒業後、IBM BigBlue Cheerleadersに在籍。2016年に来米し、NFL Washington Redskins Cheerleadersで活動。
現在、夫と息子とタイで3人暮らし。

 

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次回の開催日: 8月2日(火)

【午後6時〜6時45分】4歳〜小学校低学(Cheer1)
【午後7時〜7時45分】小学校中学年以上(Cheer2)

ダンス経験者、中高生の体験クラスも受付中。申し込みや詳細、問い合わせは下記のURLかQRコードから。
yacheerdance.com

 

 

 

海外での子育てに関する相談や、チア教室についてなど、講師への質問を大募集。お問い合わせは editor@nyjapion.comまで。

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