続々と秋の新作コスメが登場する今時期、メークアップから今っぽい顔を先取りしてトレンドを楽しみたいもの。今回は気になる旬なメーク術からアイテムまでをフィーチャー。
~New Yorker’s English Expressions~ ニ&
殺陣(たて)とは、映画や舞台の格闘シーンで刀などを用いて行う演技のこと。毎週月曜日に、「殺陣波濤(たて・はとう)流NY」のオンラインクラスが開催されている。
同道場の代表を務める、殺陣師で映画プロデューサーの香純恭(かすみ・きょう)さんは、「オンラインクラスは、型を学ぶ一番のチャンスです。ここで型と基本的な動きを身に着けてください」と力を込める。
この日は初心者6人が参加。「では、始めましょう」との香純さんの声で、画面の向こうでは全員正座して、黙想、礼。「いつもの基本行きます」との香純さんの号令に合わせて、刀を振り下ろして切り結ぶ「刀法六挙動」の稽古に。続いて、刀の先を自分や相手の喉元に向けて構える「正眼」の練習を繰り返す。
「板についてきましたね。じゃあもう一回、声を出していきましょう」と先生の号令に合わせて、刀を振り下ろす生徒たち。「いいですね。皆さん、すばらしい」と香純さんもうれしそうだ。
続いて、「銀河」の型の練習に。号令に合わせて片手で鞘(さや)を握り、「血振り」する生徒たち。「オカちゃん、反対斬ってる。足斬ったわ、それ」と先生の注意に、思わず皆笑顔。その後も「袈裟(けさ)斬り」「霞」「円月」「唐竹(とうちく)」など、型の練習が続いた。
最後はカメラワークの練習。カメラの前に敵が2人いるとみなして、相手の攻撃を受けながら、基本型を組み合わせて立ち回りを行い、「アクション!」。香純さんの指示に従って、動きや型を身に付けていく生徒たち。「右足を動かさないで、最後に同じ位置に帰ってくる足運びがカメラワークのポイント」と香純さんは強調し、練習は続いた。
今年1月から参加しているブルックリン在住のキサラ・ギビズさん。「今関わっているテレビドラマでの演技にもすごく役に立っています。オンラインで個人レッスンも取っています。先生は一つ一つの型の動きを細かく説明してくれるのでとても理解しやすいです」と話す。
一時帰国中で日本から参加のダンサー、田中真夏さんは「こんな時期だからこそ、新しいことを始めるチャンス。忍者が大好きで以前からジャパニーズソードをやりたかったので、参加したらすごく楽しくて、殺陣のおかげで新たなパッションの扉が開きました」と、香純さんに感謝する。
SITIカンパニー所属の女優、相澤明子さんは「軽い気持ちで入ったらすっかり惚れてしまいました。先生は、手取り足取り教えてくれる時と厳しく突き放す時があって、アメとムチ。すごく燃えます(笑)」と話し、週一回のオンラインでの練習が、心の支えになっているという。
香純さんは、「コロナ禍でどこまでできるか不安でしたが、今ではオンラインクラスの良さを再確認しています」と、新たな試みを楽しんでいる。
今週の先生
香純恭(かすみ・きょう)さん
ビギナークラスでは主に、殺陣の基本の動きを身に付け、アドバンスクラスはカメラワークを中心に学びます。生徒さんは主婦や年長者、海外からも参加していて、要望も多いので、道場が再開しても当分は並行していこうと思っています。今まで殺陣に興味があったけど一歩が踏み出せなかった人も、オンラインなら気軽に参加できるので、この機会にぜひのぞきにきてください。
TATE Hatoryu NY
オンラインは毎週月曜午前10〜11時にビギナーのグループレッスンを開催。
夜8時までは個人レッスン(※1時間枠で要予約、月曜以外も予約可)。
ホワイトプレーンズの本道場のクラスは、すでに再開。
【問い合わせ】
tate@hatoryuny.com/tate-hatoryuny.com
~New Yorker’s English Expressions~ ニ&
~New Yorker’s English Expressions~ ニ&
~New Yorker’s English Expressions~ ニ&
続々と秋の新作コスメが登場する今時期、メークアップから今っぽい顔を先取りしてトレンドを楽しみたいもの。今回は気になる旬なメーク術からアイテムまでをフィーチャー。
ニューヨークには世界で最も美しく歴史ある墓地が数多くある。無数の魂の物語が交錯し、いにしえの墓石、壮大な霊廟、さまざまな種類の花や木々、小動物や鳥、昆虫の宝庫でもある墓地を訪ねてみよう。
女子プロレスの窮地に彗星のごとく現れた「ビューティ・ペア」や「クラッシュ・ギャルズ」を覚えている人も多いだろう。1987年からWWEに参戦し海外での活躍を牽引したJBエンジェルス(山崎五紀&立野記代)、94年には女帝ブル中野がWWEに参戦しWWE世界女子王座を獲得するなど大活躍。女子プロレス先進国である日本のレスラーたちは、つねに世界の女子プロレスを牽引する存在だったのだ。そして長い年月を得て再び、日本の女子プロレスが海外で注目されているその実態を取材。