【レポ】キュートでカラフル!アイシングクッキー教室に潜入

粉砂糖と乾燥卵白、水を練り込んだクリームでデコレーションする「アイシングクッキー」のクラスが、ユニオンスクエアで開かれている。教えるのは音楽学校も運営する田中一早(かずさ)さん。音楽の発表会用に作っていたクッキーが好評で、依頼が増えたためクラスを始めた。

この日は赤ちゃん連れのママたちも参加してにぎわった。「ここで習ったアイシングが自宅でもできるようになることが目標です」と話す田中さんは、いつでも自分で作れるようにと、カラー写真入りの分かりやすい手順書を参加者に配布。使用する材料や道具も全て用意してくれる。

 

歓談していた参加者たちが、制作に入るや真剣な眼差しで作業に集中(2019年撮影)

 

まず、アイシングクリームを練って作り、使う分を取り分けて少しずつ色付けしていく。「乾くと色が濃くなるので、それも考慮して色を作ってください」と付け加える田中さん。

この日のテーマのバレンタインデーに合わせ、田中さんが前夜に焼いてきた100枚ものクッキーが配られる。アレルギーに配慮し、ナッツフリーのココアクッキーも用意する。

先にシートを折って作ったコルネ(絵や文字を描く絞り袋)の中にクリームを入れ、LOVEの文字やリボン、ドットなどの模様を描いていく。さっきまでにぎやかに談笑していたのがうそのように、全員黙々と手元に集中している。

「ハートのカーブはゆっくりと」「細かい所はつま楊枝を使って」と田中さんがアドバイスをして回る。「模様が失敗してしまって」とがっかりしている生徒には、「マーブルにしてしまえば大丈夫」と助言する。

 

ビデオクラスから、現在はオンラインクラスへ移行し実施中

 

ニュージャージー州から参加の小澤文子(あやこ)さんは、「以前から作ってみたくて、ずっとクラスを探していました。線や色を塗るのが難しかったですが、上手にできたので大満足です」とほほえんだ。

同じくクラスを探していたという宮本友紀子さんは、「初めて参加しましたが、すごく楽しかったです。先生が分かりやすく教えてくれて、皆さんもフレンドリーでとても居心地がよく、続けて習っていきたいです」と話した。

SNSで見つけて参加した山本愛さんは、「友達や子供の学校の先生にあげたら喜ばれるかなと、贈りたい相手の顔を浮かべながら作っていました。デザインをして塗っていく作業が楽しくて、ずっと集中していました」と目を輝かせていた。

作ったクッキーが並ぶテーブルを囲み、「かわいい!」「きれい」と参加者から喜びの声が上がっていた。

 

今年7月、「夏」をテーマにクラスで作ったクッキー。毎回さまざなテーマを用意している

 

※新型コロナ感染拡大の影響により、現在はオンラインクラスを開催中。「作ってみたいが時間がない」「道具をそろえるのが大変」という人には、オンラインクラス受講者用のキット(クッキー、クッキー・アイシング、練習帳など)の、デリバリー(要確認)も可能。詳細は問い合わせを。

 

 

今週の先生
田中一早(かずさ)さん

アイシングクッキーを作るのは初めてという人がほとんどなので、誰でも気軽に体験してもらえるクラスです。毎回季節の行事に合わせた内容になっていて、ご家族やお友達へのプレゼントとしても喜んでもらえます。和気あいあいと楽しく、友達作りの場でもあるので、特に普段子育てで忙しいママやお子さん連れのママたちには、ぜひ参加してもらいたいです。

Kazusart NYC Icing Cookies Studio

現在オンラインクラスで開催中。
テーマ、日程など詳細はメールで問い合わせ、またはインスタグラムを確認。
【問い合わせ】
e-mail: kazusartnyc@gmail.comInstagram: @kazusartnyc

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1244

オーェックしよ

コロナ禍で飲食店の入れ替わりが激しかったニューヨーク。パン屋においても新店が続々とオープンしている最近、こだわりのサワードウ生地のパンや個性的なクロワッサン、日本スタイルのサンドイッチなどが話題だ。今号では、2022年から今年にかけてオープンした注目のベーカリーを一挙紹介。

Vol. 1243

お引越し

新年度スタートの今頃から初夏にかけては帰国や転勤、子供の独立などさまざまな引越しが街中で繰り広げられる。一方で、米国での引越しには、遅延、破損などトラブルがつきもの、とも言われる。話題の米系業者への独占取材をはじめ、安心して引越しするための「すぐに役立つ」アドバイスや心得をまとめた。