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ピンクのレオタード姿の子供たちがスタジオに集まってきた。ハリヤマバレエ「キッズ・ピンククラス」の生徒たちだ。 男の子の姿もある。
キッズクラスは、年齢別にホワイト、ピンク、ブルーと分かれ、その後、ジュニアクラスに上がる。ベンジャミン・ブリオネス・バレエに所属。同クラスのインストラクターを務める長谷川由衣さんは、「ジュニアからしか履けないトウシューズは、生徒たちの憧れです。トウシューズを履くまでに、しっかりと基礎を身に付けてもらいます」と話す。
「まずは、背中とつま先を伸ばして」と長谷川さんの声に、生徒の表情が引き締まる。「そうそう、もうちょっと」「グッジョブ! よくできました。今度はみんなで数えよう。ワン、ツー、スリー」と、前屈やエビ反りをする子供たちに声を掛けて回る。
通常10人くらいの生徒が集まる「キッズ・ピンククラス」。レッスンは、英語と日本語で行われる
レッスン中はおしゃべりをしない、先生の目を見て話を聞く、走り回らないといったルールを作り、子供のしつけにもなっていると保護者からも好評だ。
バーレッスンでの基礎練習に移ると、「プリエ」「タンデュ」「パッセ」とバレエ用語と共に、「ワンモアタイム」と、長谷川さんの声に合わせて、足を曲げたり、つま先を伸ばす生徒たち。
最後のステップの練習にでは、「白鳥さんになって飛んでみよう」と長谷川さんの声を掛けると、生徒たちは両腕を羽のように動かしながら、つま先立ちで前進していく。「きれいになってきたよ。よくできました」とほめられて、みんな得意そうだ。
「ラストは両腕を腰に回してスキップ」と、長谷川さんの指導は続いていた。
花ちゃん(5歳)の母親の伊藤愛さんは、「日本語と英語で教えてくれる上に、マナーも教えてくれるので、子供のためにとてもいいです。トウシューズを履きたいと憧れて、家でも練習しています」と話す。
ピンククラスとジュニアクラスの生徒たち
2年通うブライアン美香ちゃん(6歳)の母親の杉山緑さんは、「娘がプリンセスのような洋服が着たくてバレエをやりたいと言うので入れました。年一回の発表会を目指し頑張っていて、将来はバレリーナになりたいと言っています」とほほ笑む。
クルミちゃん(5歳)の母親の島本純子さんは、「私自身バレエダンサーなので、子供にもやらせたくて。先生がバレエを基礎から教えてくれるだけでなく、しつけもしっかり教えてくださるので、ここに来ると、娘はピシっとしています」と喜ぶ。
長谷川さんは、「生徒にバレエを好きになってもらいたいという思いで教えています」と、笑顔で語った。
長谷川さんは、生徒一人一人の性格に合った教え方をしている
〈編集注〉
今回の取材・撮影は、コロナウイルスによる外出禁止令発令前の2月に取材を行ったものを基に作成。現在教室では、オンラインクラスを開講中。
「キッズクラス」では、生徒が難しいステップにも困らないように、何回も同じことを反復練習を行い、基礎をしっかり学ぶことに力を入れて教えています。バレエは全てのダンスの基礎なので、身に付けておくと役に立つでしょう。きれいな衣装を着て気持ちを込めて踊っていると、表情豊かな子供になれます。クラスには男の子もいるので、男子も大歓迎です。
Hariyama Ballet
バレエの他に、タップダンス、ジャズ、ストレッチクラスなど、年齢とレベル別に設けている。
現在、オンラインクラスでは、無制限で好きなクラスが受講できる。
詳細は、ウェブサイトを確認。
【問い合わせ】
info@hariyamaballet.com/hariyamaballet.com
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