街がクリスマスイルミネーションで彩られ、ホリデーシーズンを実感するこの頃。本号ではニューヨークで美味しく食べられるクリスマスケーキにフォーカス。日本人ならクリスマスの食卓にケーキは欠かせないはず !
~New Yorker’s English Expressions~ ニューヨーカーが使う自然な英語
「おうちパン教室 コージー・キッチン」主宰の武藤由佳さんが、月1回ユニオンスクエアで「おうちパン講座」を開催している。
武藤さんは、自分の子供においしいパンを食べさせたいとの思いで「おうちパンマスター」(cotta運営)の認定資格を取得。自宅レッスンをメインに、「おうちパン」の作り方を教えている。
まずは、武藤さんがオーブントースターを使って作る「ふわふわ練乳パン」のデモンストレーションを行った。武藤さんが材料の説明を始めると、配布されたレシピを見ながら熱心にメモを取るママたち。「普通は20分ほどこねますが、このレシピではそんなにかかりませんので、実際に計量してこねてみましょう」と武藤さんの言葉で、いよいよパン作りがスタートした。
強力粉に牛乳、練乳、イーストなどを投入。「手をグーにして、餅つきをやる感じで押すとこねやすいですよ」と武藤さんのアドバイスに、ママと一緒に参加している子供たちも、「おもしろーい」「ギュッギュッ」と大喜びでお手伝い。
「おうちパン」は、主婦の吉永麻衣子さんが考案した「忙しいママでも毎日焼けるパン」のレシピ
次は、離乳食としても使える「リンゴドデカパン」作りに取り掛かった。こねた生地の中にみじん切りにしたリンゴを入れる際、「スプーンの背でリンゴを押し潰して混ぜると、水分が出てよりおいしくなります」とコツを教える武藤さん。「リンゴ以外でも大丈夫ですか?」との質問に、「サツマイモやカボチャでもいいですよ」と答えていた。
オーブンに入れてたパンが焼き上がると、焼きたてのいい香りが漂い、みんなで試食タイムに。「ふわふわでおいしい!」「こっちのパンは弾力がある」と感想が続いていた。
この日作った生地は、各自タッパーに入れて持ち帰り、一次発酵のため冷蔵庫で一晩置いて、翌朝焼くという段取りだ。
我が子を抱えて参加の、子育て中のママたち
ロングアイランドから参加の上田陽子さんは、「ニューヨークにはおいしいパンがないので、パン好きの子供のために参加しました。特別な調理用具が必要で手間もかかると思っていたのに、ヘラを使う程度で作れる上にすごくおいしい。先生が目の前でデモンストレーションをしてくれるので分かりやすかったです」と大満足。
マンハッタン在住の井上萌さんは、「手作りは何が入っているか分かるので、安心して食べさせられます。先生に質問すると、分かりやすく答えてくれて、子供と一緒に楽しく習えました」と喜んでいた。
双子の息子を連れて初参加の下里文奈(あやな)さんは、「子供たちがパン好きなので、よく作っています。あっという間にできたのでびっくりしました。子育て中のママには大助かりですね。息子たちもいっぱい試食して喜んでいました」と声を弾ませた。
武藤さんは「ぜひ自宅でお子さんと一緒に作ってください。会話も弾んで楽しいですよ」と話していた。
自宅で簡単にパンを手作りしたいという12人と子供たちが参加
月1回ユニオンスクエアで開催。
自宅でのレッスンは随時受付。乳幼児連れでの参加歓迎。
場所と日程はEメールで問い合わせること。
【問い合わせ】yuka.muto0213@gmail.com/ameblo.jp/ouchipan-cozy-kitchen
~New Yorker’s English Expressions~ ニューヨーカーが使う自然な英語
~New Yorker’s English Expressions~ ニューヨーカーが使う自然な英語
~New Yorker’s English Expressions~ ニューヨーカーが使う自然な英語
街がクリスマスイルミネーションで彩られ、ホリデーシーズンを実感するこの頃。本号ではニューヨークで美味しく食べられるクリスマスケーキにフォーカス。日本人ならクリスマスの食卓にケーキは欠かせないはず !
ホリデーシーズンの定番といえば、『くるみ割り人形』。なぜ全米で、この作品が定着しているのか? 経済効果、出演者インタビューを交え、さまざまな角度から掘り下げて紹介していく。
寒くて長いニューヨークの冬は温かいスープと麺でも啜りたくなる季節だ。しかし寒い時の外食は避けたいもの。そんな時は自宅で手頃に食べられて身体を温められるインスタントラーメンはいかが? 今回は知られざるインスタント麺の誕生秘話からアレンジレシピまで紹介。
この秋ニューヨークの最大の話題といえば、先月オープンした「ウェグマンズ」のアスタープレース店をおいて他にない。人気全米一の栄誉に輝く地元密着型スーパーだが、今までネイビーヤードに店舗があっただけで、その実態がよく知られていなかった。ところが、ここにきて売り場総面積8万7000平方フィートのフルサイズ店上陸である。抜群に鮮度のよい青果類と最高級の精肉。デリカも充実。しかも店内には日本の「魚屋さん」もあるとか。徹底解剖してみる。