メトロノース鉄道に乗って行く 週末のプチお出かけ〜コールドスプリング編〜
メモリアルデーとともに本格的な行楽シーズンが到来。日帰りディストネーションとしてニューヨーカーに人気のパトナム郡コールドスプリングを訪ねてみた。
動物やキャラクター、花や文字などの図柄になるように、具材を工夫して乗せて巻いた「デコ巻きずし」。「日本デコずし協会」のレシピをアレンジして作る、「デコ巻きずしマイスター」の杉本美咲さんは、「デコ巻きずしレッスン」を開催している。
4人の子供のママでもある杉本さんは、日本では自宅教室やカルチャーセンターなどで教えていた。「皆さんの様子を見ながら進めていきます。もし失敗しても、いくらでも修正できるので自由に楽しんください」と、大らかで心強い杉本さんに引かれて、毎回大勢の親子が集まっている。
この日はみんなで、おさかなとクマのデコ巻きずし作りを楽しんだ。杉本さんの説明に従って、巻きずしの上にのりを置いて酢飯を広げていく。具材として、おさかなにはチーズスティックを、クマにはサラダ菜や卵焼き、肉と玉ネギを炒めたものを使う。
おぼろと桜でんぶのピンクの混ぜご飯は、おさかなのウロコに。かつお節を混ぜたご飯は、クマの耳と体になる。エプロン姿の子供たちも、うれしそうに小さな手で、ご飯や具材をのせていた。
杉本さんが合間合間に、「のりが割れないように、酢飯によくなじませてからカットするとうまくいきます」「巻く時には、ぎゅっと巻きずしの上から手前に引いて押さえると、しっかり巻けます」と、コツも教えてくれる。
子供たちもママと一緒に、巻いたり、切ったり大奮闘していた
巻き終わると、いよいよ切っていく。子供たちもママが見守る中、包丁を握って挑戦。「ラップしたままの方が切りやすいです」「一回切った後、包丁を水で拭くときれいに切れます」と、ここでも杉本さんがコツを伝授。最後の仕上げに、小さく切ったのりで作った目や口をつけて完成。「わー、うれしい!」「かわいい!」とみんな大喜び。
季節をテーマにしたものや日本の文化にちなんだもの、ドラえもんやアンパンマンなどのキャラクターずしを作ることも
主婦の中山恵子さんは、「一度ぜひやってみたかったので、娘と一緒に参加しました。丸く形を整えるのが難しかったですが、先生がおもしろく教えてくれるので楽しかったです。食材もチーズや卵など簡単なものなので、自分でもできそうです」と、自宅で挑戦したいとのこと。
6歳と9歳の娘さんと初参加の高橋まりさんは、「初めて挑戦しました。切るのが難しくて緊張しましたが、先生が明るくて大らかで、丁寧に教えてくれたのがよかったです。女子はかわいいものが大好きなので、娘たちもとても喜んでいました」と、親子ですてきな時間が過ごせたようだ。
インタビュアー&ライターの鯰(なまず)美紀さんは、「娘がアートが好きなので興味を持ち、集中してやっていました。私も日常と違った時間を過ごせました。自由に楽しもうという先生のスタンスがとてもいいですね」と話した。
杉本さんは、「楽しんで作っていれば、いつの間にか上手にでき上がっています」とほほ笑んでいた。
今回、マンハッタンやクイーンズ区から参加した親子たち
Deco Maki Sushi Class
不定期で月1回開催。
場所や日程などの詳細は、問い合わせ先へ。
子供連れや初心者歓迎。
【問い合わせ】misakihanko@gmail.com/Facebook: @msrollclub
5月21日にクラシック&ビンテージスタイルのバイクがニューヨーク市内を走行するチャリティーイベント「
~New Yorker’s English Expressions~ ニューヨーカーが使う自然な英語
~New Yorker’s English Expressions~ ニューヨーカーが使う自然な英語
メトロノース鉄道に乗って行く 週末のプチお出かけ〜コールドスプリング編〜
メモリアルデーとともに本格的な行楽シーズンが到来。日帰りディストネーションとしてニューヨーカーに人気のパトナム郡コールドスプリングを訪ねてみた。
注目の起業家たちにインタビュー〈続編〉 ニューヨークで奮闘する革新者たち
既存のビジネスの枠に収まらない彼らが新たに切り開く道こそが、未来を変える。その情熱とアイディアの根源を聞いた。これから起業したい人必見!
今、ニューヨークを駆け抜ける 注目の企業家たち
社会にイノベーションを起こした女性起業家たちにインタビュー。彼女たちの情熱とポジティブなマインド、アイデアをビジネスに変えるまでの方法を聞いた。次号は男性篇をお届け。これから起業したい人はお見逃しなく!
肉食解禁! バーべキューの季節
メモリアルデーを皮切りにバーべキューシーズンが始まる。サマータイムのおかげでゆったりと流れるトワイライト時間を有効利用。裏庭であるいは公園の公式バーベキュースポットで極上の肉を夕風に吹かれながら頬ばる…これぞ米国生活の醍醐味だ。