~New Yorker’s English Expressions~ ニ&
美容食料理クラス
ファッションジャーナリストで美容食研究家の杉本佳子さんが、オリジナルのレシピを使った「美容食料理クラス」を開催している。
「美肌効果の高い食材を使って、おいしくて見た目もおしゃれなレシピを紹介します」と話す杉本さんは、地元産やオーガニックの新鮮な食材を使って、簡単に手早く作り置きができるメニューを提供、仕事や子育てで忙しい人たちに喜ばれている。
クラスは、杉本さんが参加者の前で調理ポイントや応用の仕方などを説明するデモンストレーション形式で行われる。この日は、火を使わないで作れる4品の作り方を学んだ。
「きょうのメニューは、アレンジや作り置きが利く、簡単で重宝するメニューばかりです」と、杉本さんの言葉に、参加者もわくわく。
まずは「セビーチェ」からスタート。セロリ、イエローピーマン、トマト、ミントなどの野菜とブラックシーバスを切って混ぜ合わせるという簡単なものだが、カラフルな色合いが食欲をそそる。「セビーチェに向く魚がわからなかったら、魚屋さんでセビーチェにお勧めの魚を聞いたらいいですよ」と杉本さん。
次は、フードプロセッサーを活用して「フムス」を作る。「ホームメードのフムスはとても経済的かつ健康的。今回はローズマリーやパセリを入れましたが、ビーツやアボカドを入れてもいいですね」と杉本さん。出来上がったフムスで手早くバゲットサンドイッチを作ると、「ケーキみたい」「香りがいい」と参加者も大喜びだった。
「ガスパチョ」は固くないバゲットを入れ、「ディップ」に使うカシューナッツは一晩ほど水につけるといった、おいしく仕上げるポイントも教わる。また、ローズマリーは抗酸化作用の高いポリフェノールを含むなど、栄養価についての説明もあり、内容も充実。
約1時間で4品が完成すると、参加者全員が自己紹介。料理を楽しみながら談笑が続いた。
「いきなり! ステーキ」の社長夫人、川野理恵さんは、「体にいい料理を自分で作りたくて参加しました。目の前で作り方を見ていると、どれも美しくて大満足です。先生の教え方がエレガントでとてもすてきでした。ぜひ自分でも作ってみたいです」とにっこり。
石黒えりかさんは「子供が小さいので作り置きできるディップは重宝します。どこで買ったらいいかとか、食材が手に入らない場合の代替え食材も教えてもらえて助かります。女性が好きなカラフルな色合いもいいですね」と、最後まで楽しんでいた。
ニューヨークに来て間もない大和田万梨さんは、「アメリカで入手できる食材を使った料理を知りたくて参加しました。先生の教え方がわかりやすく、私にも簡単に作れそうです。食事会では料理以外の情報もたくさん入手できました」と満足そうだった。
YOSHIKOlicious Beauty Cooking Class
料理教室は要望に応じて不定期に開催。
別途、美容食のお食事会を毎月開催している。
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