ニューヨーカーも絶賛 日本人オーナーの古着屋さん
日本人ならではの感覚や知識、審美眼を活かしたビンテージショップが、ニューヨーカーや観光客から人気を集めている。おしゃれが楽しくなる秋、お散歩がてら出かけてみよう。
ミッドタウンのグローバルラボで第25回目の「NYエンタメの会」が開催され、多くの参加者が集まった。同会代表でダンサーの中澤利彦さんは、「ニューヨークのエンタメ業界を目指す人を応援し、新しいつながりを作るための会です」と趣旨を説明する。
ドリンクとスナックでの交流会に続き、今回のゲストスピーカーである、パフォーマンスアーティスト、ダンサー、振付家、モデル、女優とさまざまな肩書きを持つ、徳岡亜希子さんの講演が始まった。
「肩書きが一つじゃない人、いますか?」と参加者に問い掛け、徳岡さんが多くの活動を経て今に至った経緯を、スクリーンを使って語っていった。
「ヴォーグ」というダンススタイルにひかれていく中で、ナイトクラブで出会った仲間たちとビジネスチャンスをつかんだこと。ブルーノートで芸者ダンサーとしてステージに立った後、日本舞踊の勉強を始めて、自分のキャラクターを確立、アーティストの振り付けを手掛けるなど、表現や仕事の幅も広がっている。
「こんな出会いや出来事があったから今の私があると思うことが、人生の節々にありました」と感慨深げな徳岡さんは、「やらなかった後悔より、やって後悔するほうがいい。この言葉に尽きます」と締めくくった。
その後は、毎回恒例の「1分間自己PRコーナー」の時間に。希望者は前に出て、自己紹介やイベントへの参加などをアピール。俳優を目指す人、日本でOLをやっていたがエンタメの世界が捨てきれず来米した人、着付けのボランティアを呼び掛ける人、また、音楽プロデューサーの打木希瑶子(きょうこ)さんやエースミュージック主催の吉岡ちょこさんなど、エンタメ業界で現役で活躍する人たちも登場した。
参加2回目の学生、笛吹朋花(うすい・ほのか)さんは、「1年前にブロードウェーの舞台を目指して来ました。この会は日本人アーティストの情報交換の場であり、助け合っていく場。プロで活躍している人にも出会えるので新しい刺激をもらえます」と話す。
クイーンズ区在住のペインターの杉田麻衣さんは、「徳岡さんから、ニューヨークで生き抜く強さと、夢を諦めないというメッセージをもらいました。いろんな人が登場する自己PRコーナーも毎回楽しみです。この会はアットホームで、ここで友達になった人がたくさんいます」と話し、10回以上参加している。
「劇団四季」で11年間俳優を続けた後、ブロードウェーを目指して3月にニューヨークに来た小野功司さんは、「徳岡さんのお話から、行動を起こすことが大事で、偶然の出会いやつながりを大切にしようとインスパイアを受けました」と貴重な体験ができたことを喜んだ。
交流会はそのまま二次会となり、ますます盛り上がっていた。
NY Japan Entertainment
月1回グローバルラボ(545 8th Ave., Suite 1410)で開催。
毎回ゲストスピーカーを招いて講演を行っている。
一般15ドル、学生10ドル。
【問い合わせ】ny.entame@gmail.com/nyjapanentertainment.wixsite.com/home
~New Yorker’s English Expressions~ ニ&
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