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アザブニュー&#
米国にはブルワリーと呼ばれるクラフトビール醸造所が多く存在する。国内においてブルワリーの数は9,200以上(※1)、ニューヨーク州だけでも440以上あり、大手ビールメーカーにまで成長した醸造所もあれば、地元の人々に長年愛されているような小さな醸造所もある。そんなビールの歴史と奥深さを探求し、ニューヨークを中心に注目のブルワリー&ビアバー紹介していく。
(※1)アメリカ・ブルワーズ・アソシエーション調べ/www.brewersassociation.org
ニューヨーク市内に8カ所(グラマシー、セントマークス、マレーヒル、チェルシー、ヘルズキッチン、アッパーイーストサイド、アッパーウエストサイド、デカルブマーケットホール)も展開するボトルショップ兼ビアバーの「クラフト&キャリー」は、今最も勢いのあるクラフトビール小売店の一つ。ニューヨーク産を中心に東海岸から南米やヨーロッパのものまで取り扱い、ビールだけでなくサイダーやこだわりのクラフト・ノンアルコール・ビールなど常時400種類ほど取り揃えている。
毎日のように新しい醸造所がオープンするニューヨークで、顧客に対してビールのキュレーターのような存在として最新で最もおいしいビールを提供することにフォーカスしているのが同店コンセプトなんだそう。
スキーボールのゲーム機
スタッフ推薦の3本。左からガーナービルという小さな街の「ラウンド・テーブル・ブルワリー」、CT州「ティンバーエールズ」のブルーベリーパンケーキ風味のビール、ブラジルにある日系女性ブルワーが醸造する「ジャパス」
今回は、2020年にオープンしたマレーヒル店を訪れた。パンデミックによるロックダウン開始直前にオープンした同店だが、フレンドリーなスタッフと幅広いセレクションで高層コンドミニアムが多く建ち並ぶこのエリアの住民らから支持を集め安定の人気店という地位を築いたようだ。
昔の映画のポスターが壁一面に貼られているレストルームはノスタルジックな雰囲気
麦の甘味とホップの苦味のバランスが程よいドイツスタイルのラガーはNJ州にある「モンクレアブルワリー」のもの
席は店内と屋外にあり、天気のいい日は外で飲むビールが最高。近隣にはインドやタイ、イタリアンなど各国の料理が楽しめる飲食店が軒を連ね、テイクアウトをしてから同店でビールと食事を楽しむのもおすすめである。
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