春到来! 週末のプチお出かけ 〜ハドソン川流域・キャッツキル山麓編〜
桜の花も満開を迎え春の行楽シーズンがやって来た。ニューヨーク市内から日帰りできるハドソン川流域・キャッツキル山麓の人気のスポットを紹介しよう。
米国にはブルワリーと呼ばれるクラフトビール醸造所が多く存在する。国内においてブルワリーの数は9,200以上(※1)、ニューヨーク州だけでも440以上あり、大手ビールメーカーにまで成長した醸造所もあれば、地元の人々に長年愛されているような小さな醸造所もある。そんなビールの歴史と奥深さを探求し、ニューヨークを中心に注目のブルワリー&ビアバー紹介していく。
(※1)アメリカ・ブルワーズ・アソシエーション調べ/www.brewersassociation.org
レッドフック地区に醸造所を構えるシックスポイントブルワリーは2004年にドラフトビールのみの提供で立ち上げられた知る人ぞ知る存在であった。その後、着実にクラフトビールファンからの人気を博し、2010年に缶ビールをリリース。現在はマンハッタン区とブルックリン区にタップルームを設けるまでに成長した。同ブルワリーの哲学は「マッドサイエンス」。それは揺るぎない科学知識の基盤の上で狂気すれすれの奔放なクリエイティビティーを狂い咲きさせるということ。既存のスタイルガイドラインに沿ったビールを作るのではなく、味わいや香り、見た目がもつ可能性を自由に思い描き、それをアートと科学の融合によってビールにしている。
ブルックリン発のマイクズホットハニーとのコラボレーションで実現した「スライスシッパー」はピリッと辛口な味でピザとの相性も抜群
ノーティカルスターと呼ばれるアイコニックな星のモチーフが目印の缶ビール。定番人気はこの3種類
今回は、ブルックリン区のシティーポイント内にあるタップルームを訪れた。定番ものから季節限定ビール、少量生産のレアなビールなど常時13種類あり、姉妹ブランドの「ボールド・ロック・ハード・サイダー」のサイダーや「ビクトリー・ブルーウィング・カンパニー」のビールなども提供している。トレーダージョーズやフードコートなどが入った複合施設内ということもあり、夕方になると喉を潤しにくる買い物客や仕事帰りの客で賑わいを見せる。また他のブルワリーとは一線を画す豊富なフードメニューには、おつまみ系からピザやハンバーガー、タコス、ウィングスなどのしっかり系まで揃い、週末はランチを楽しむ家族連れも多いようだ。
タップルーム内にあるお土産ショップでは、姉妹ブランドであるサザンティア蒸留所のバーボンやウイスキーを購入することも可能
ニューヨークの街並みが描かれた長袖シャツ。ビールが好きな人へのニューヨーク土産にもぴったり
「ビールは文化」というテーマを掲げ地元のアーティストから作品を募り、アート大会なども企画しニューヨーク発信の文化を支援している取り組みも目が離せない!
Sixpoint Brewery
445 Gold St., Brooklyn, NY 11201
TEL: 718-861-0100
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本場アメリカのブルワリー&ビア・バー巡り 米国にはブルワリーと呼ばれるクラフトビール醸造所が多く存在
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