ニュージャージー州ニューアークはポルトガルからの移民とその子孫が多く暮らしていることで有名だ。今週は日本人の舌にも合うポルトガルの味を探訪、併せてリトルポルトガルの成り立ちにも迫る。
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侘び寂びと粋を極めた新進気鋭のシェフが魅せる独創フレンチ
「おまかせテイスティング (16品コース/250ドル~)」は、カウンター18席のみ(1日36名限定)で、和の食材をとりいれた極上フレンチが味わえる。写真は濃厚な味わいのあん肝を使った料理
昨年春、グリーンポイント地区にオープンして間もなくミシュランの一つ星を獲得。今ニューヨークで最も話題のフレンチレストラン「レストラン ユウ」を訪れた。エグゼクティブシェフでオーナーの島野裕さんは、カンヌやパリで修行を積み、世界最高峰として知られる三つ星レストラン「ギイ・サヴォワ」でシェフを務めるなど、数々の実績がある実力派シェフだ。
「アーティックチャー」は、スモークしたイワナを麹に漬け込んだ一品。美しく色彩豊かな野菜のピクルスと金柑やレッドペッパー、マスカルポーネのソースが上品に絡み合う
「白子のジャガイモ包み」は、鰹出汁と生姜が効いたみりんだれ、ほうれん草と柿を添えていただく
創意溢れるフレンチに和の要素を取り入れた16品のコースは、テーブルから望むオープンキッチンが開かれるところから始まる。演劇を鑑賞しているかのような目の前の様子と、堅苦しくなく純粋に料理が味わえる空間は唯一無二の体験。中でも、ハドソンバレー産の鴨肉を自家で4週間乾燥熟成させた後ローストし、刻んだ鴨脚、厳選した野菜で作ったペーストを重ね、フォアグラをトッピングしたユウシェフの特製「ダックアンクルート」は絶品だ。そして、四季折々の食材が持つ個性を最大限に引き出した料理の中には、白子やすっぽんなど日本人に馴染みのある高級食材も加わり、その時期にしか味わうことのできない独創的なフレンチが堪能できる
Restaurant Yuu
55 Nassau Ave., Brooklyn, NY 11222
TEL: 347-422-0270
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