今話題のプランタンニューヨーク
今年3月下旬に、160年の歴史を持つフランスの百貨店プランタン(PRINTEMPS)が、ウォール街に米国初出店を果たした。「百貨店ではない」をコンセプトにした小売りの新時代を切り開く新しいリテールモデルを目指す、今号ではそんな話題のプランタンニューヨークの魅力を探ってみた。
カフェとのコラボでよみがえった老舗に地元ファンが喝采
「寿司 竹寿司(56ドル)」は寿司の定番盛り合わせ。ネタはブロンクス区と日本の両方から仕入れている。カフェ風インテリアの中で味わう本格寿司は新感覚だがいかにもニューヨークらしい
サニーサイド地区の名店・竹寿司は、コロナ禍の打撃から回復しきれず昨年秋に看板を下ろした。店主自ら半月に一回、東京の豊洲市場に魚介類を買い付けにゆく同店は、寿司や刺身の豊富なネタや鮮度はもとより、煮付けや焼き物、定食などキッチン料理の美味しいことでも有名。
「蛤の刺身(10ドル/6個)」ニューヨーク州産の蛤「リトルネック」は生で提供。川田さんがブロンクス区の魚市場で選んだものを毎朝入荷している
「かつおのたたき(11ドル)」。外側は焼いた香ばしさとほろっとした食感、中は濃厚でうま味たっぷりの肉厚のかつお。よく冷やした吟醸本辛口「魔斬(まきり)」とよく合う
閉店時には地元ファンの嘆きでSNSが炎上した。ところが老舗は、予想外のスピードで蘇生した。しかも、人気カフェとの店舗共有というユニークなスタイル。日中はカフェ営業と並行して寿司や和食も注文可。
午後5時を過ぎるとコーヒー、洋食が姿を消し日本料理店に変身する。今はキャッシュのみだが週末ともなると店内は満席だ。オーナーのロビン川田さんは寿司ブーム黎明期の1974年にマンハッタン区で第一号店を開業。その後、市内や全米各地に支店を増やし、水産卸問屋まで経営した立志伝中の人物。魚を選ぶ目は天才的と言われ、74歳の今も自らキッチンに立つ。
「公式オープンの4月以降は、豊洲直送も再開するし、クレカも使えます」と興奮気味に語る川田さん。再生へのロードマップは着実に見えてきた。
Takesushi @ Bon Cafe et Restaurant
41-31 Queens Blvd.,Sunnyside, NY 11104
TEL: 347-601-4141
新商品「ラズ&#
Combo A(1lb Crawfish + 1lb Shrimp)&#
駐妻A・アヤ :
今話題のプランタンニューヨーク
今年3月下旬に、160年の歴史を持つフランスの百貨店プランタン(PRINTEMPS)が、ウォール街に米国初出店を果たした。「百貨店ではない」をコンセプトにした小売りの新時代を切り開く新しいリテールモデルを目指す、今号ではそんな話題のプランタンニューヨークの魅力を探ってみた。
いつだってキレイでいたいっ! 日系人に優しい! 最新「プチ整形」事情
男女問わず、いつでも若々しく美しくいたいという気持ちは誰にでもあるもの。しかしながら、美容整形大国の米国とはいえ、人種や肌タイプの違い、費用の高さや言葉の壁など、ローカルの美容皮膚科や美容外科に通うのはちょっぴり不安…。そんな読者の声にお応えし、今夏の日本一時帰国の際にも使える、日本の最新「プチ整形」事情をご案内していきます!
大人も楽しいブロードウェーミュージカル
ニューヨーク演劇界のアカデミー賞と言われる第78回「トニー賞」の発表(6月8日)が近づいてきた。コロナ禍による低迷から完全復活したブロードウェー劇場はどこも連日満席の賑わい。毎晩、40以上の舞台で超一流の歌や踊りや悲劇喜劇が繰り広げられている。ファミリー向けでロングランの「ライオンキング」「アラジン」「ウィキッド」「ハリーポッター」は相変わらず人気トップだが、中には大人の鑑賞にふさわしい作品もある。比較的新しい舞台を中心に成熟世代が気になるブロードウェーをご紹介する。
私たち、こんなことやってます!
気になるビジネスを深掘りする連載企画。今回は「丁寧・フレキシブル・手頃な価格」で親しまれる引っ越し業者ターザンムービングの代表・ホセさんと、個々の状態に応じてカスタマイズした施術を行う、マッサージ・セラピストの秋山さんに話を伺った。