この店の話題をひとくち

【アイー!チワワ】アストリアに新登場! おしゃれで 美味しいシン・メキシカン

アイー!チワワ

アストリアに新登場! おしゃれで美味しいシン・メキシカン

「鮪のトスタダス(19ドル)」はフレッシュな鮪の刺身をパリパリにトーストしたトルティーヤに載せてライム、オニオン、香菜をあしらったシンプルな一品ながら、具材の持ち味が引き立ち爽やかな味わい

昨年秋、アストリアにお目見えしたメキシコ料理店。一度聞いたら忘れられない店名はスペイン語の感嘆詞をもじったもの。「まじ?」「ウソー!」のような意味らしいが、そもそもお隣のサニーサイドにある同店の1号店が「チワワ」。オーナー家族の出身が同名のメキシコの町なのだそう。

そんなオーナーのアルフォンソさんのおすすめは、フレッシュな鮪の刺身をパリパリにトーストしたトルティーヤに乗せたトスタダスや白身魚のタコス、ファーヒータと呼ばれる牛ハラミの鉄板焼きなど。

がっつり派に食べてもらいたいハラミ(スカートステーキ)のファヒータ(24ドル)

カクテルの女王は、メキシコらしくアボカドを使ったディオサ・ヴェルデ(16ドル)

中でも、程よくマリネされた良質なビーフはアジアの焼肉を思わせる柔らかな歯ごたえだ。洗練された料理にマッチするのが自慢のオリジナルカクテル類。メキシコは一般にカクテルのレベルが高いことで有名だが、同店も例外ではない。シグネチャーのディオサ・ヴェルデは、グランハ印のメスカルをベースに、アボカド、マンゴのピューレ、オレンジ・リキュール、搾りたてのライム汁をミックスした「緑の女神」。舌を寄せるだけで大地の恵を体感する逸品だ。常識を塗り替えるシン・メキシカンは「新」年のパーティーにうってつけだろう。


 

Ayy Chihuahua

36-16 Ditmars Blvd. Astoria, NY 11105

TEL: 347-649-1023 / ayychihuahua.com

               

バックナンバー

Vol. 1300

ガチなニューヨーカーには、必ずお気に入りのアイスクリームがある NOアイスクリーム、NOニューヨーク!!

ようやく初夏の陽気になってきたニューヨーク。メモリアルデーには冬場クローズしていたプールや野外イベントもオープンしました。昔からなぜかアイスクリームが大好きで、必ず地元に一軒はお気に入り店があるニューヨーカーたち。とっておきの新旧名店をご紹介していきます!

Vol. 1299

6月はイベント盛りだくさん ブラックカルチャーを体感しよう!

6月19日は米国の奴隷解放を記念する祝日「ジューンティーンス」。1865年の同日、テキサス州で奴隷として扱われていた人々に自由が告げられたことに由来し、19世紀後半からアフリカ系米国人のあいだで祝われてきた。2021年には米国の新たな祝日に制定。毎年この時期のニューヨークは、パレードやカルチャーイベントが目白押し。この機会にブラックカルチャーに触れてみよう!

Vol. 1298

私たち、なことてま

気になるビジネスを深掘りする連載企画。今回は、新たなプロジェクトに取り組むTICレストラングループ代表のボン八木秀峰

さんと、治療だけではなく健康維持のためのイベントも開催する

FuncPhysio(ファンクフィジオ) の理学療法士小崎裕也さんに話を伺った。

Vol. 1297

今話題のプランタンニューヨーク

今年3月下旬に、160年の歴史を持つフランスの百貨店プランタン(PRINTEMPS)が、ウォール街に米国初出店を果たした。「百貨店ではない」をコンセプトにした小売りの新時代を切り開く新しいリテールモデルを目指す、今号ではそんな話題のプランタンニューヨークの魅力を探ってみた。