この店の話題をひとくち

極上肉もシーフードも堪能できる クラシカルなアメリカンステーキハウス

ブルックリン区グリーンポイント地区にある「アンバー・ステーキハウス」は同地区唯一のステーキ専門店。2010年にオープンして以来、ステーキ通の間では隠れた名店と言われている穴場。高級店と同等の上質な肉と、前菜のクオリティー、そして豊富なワインのセレクションが揃いながらも良心的な価格が魅力である。

「ポーターハウス2人前(133ドル)」最高ランクの肉を直火で焼き上げて食べるニューヨーク・スタイルの王道ステーキ。旨味が凝縮した最高部位のポーターハウスは脂身と赤みのバランスがよく、噛めば中から肉汁がしたたりおち口に広がる

同店の人気メニューと言えばステーキハウスの定番、背中のあたりから腰にかけての部分で、ショートロインとサーロインの肉が含まれている「ポーターハウス」である。旨味が詰まった脂身と柔らかくジューシーな赤身を一度に味わえる贅沢コンビネーション。

「フライドカラマリ(21ドル)」プリプリの烏賊と味のついた衣がマッチ。ワサビソースまたはフラ・ディアヴォロというトマトソースにディップして食べる

また、新鮮で上品な甘味を含んだ前菜のシーフード料理も評判だ。特に人気なのがホタテのソテーや、カラマリ、シュリンプカクテルなど。店内の雰囲気もスタッフもどこかアットホームで、ステーキ激戦区のマンハッタン内にある某レストランとは一味違い、落ち着いて食事が楽しめるという人も多いようだ。そんな隠れた名店に是非訪れてみては。

「シースキャロプ(22ドル)」甘味のあるホタテをアボカドと、トリュフソースで食べる人気の前菜。

Amber Steak House

119 Nassau Ave.
Brooklyn, NY 11222
TEL: 718-389-3757
ambersteak.house

               

バックナンバー

Vol. 1300

ガチなニューヨーカーには、必ずお気に入りのアイスクリームがある NOアイスクリーム、NOニューヨーク!!

ようやく初夏の陽気になってきたニューヨーク。メモリアルデーには冬場クローズしていたプールや野外イベントもオープンしました。昔からなぜかアイスクリームが大好きで、必ず地元に一軒はお気に入り店があるニューヨーカーたち。とっておきの新旧名店をご紹介していきます!

Vol. 1299

6月はイベント盛りだくさん ブラックカルチャーを体感しよう!

6月19日は米国の奴隷解放を記念する祝日「ジューンティーンス」。1865年の同日、テキサス州で奴隷として扱われていた人々に自由が告げられたことに由来し、19世紀後半からアフリカ系米国人のあいだで祝われてきた。2021年には米国の新たな祝日に制定。毎年この時期のニューヨークは、パレードやカルチャーイベントが目白押し。この機会にブラックカルチャーに触れてみよう!

Vol. 1298

私たち、なことてま

気になるビジネスを深掘りする連載企画。今回は、新たなプロジェクトに取り組むTICレストラングループ代表のボン八木秀峰

さんと、治療だけではなく健康維持のためのイベントも開催する

FuncPhysio(ファンクフィジオ) の理学療法士小崎裕也さんに話を伺った。

Vol. 1297

今話題のプランタンニューヨーク

今年3月下旬に、160年の歴史を持つフランスの百貨店プランタン(PRINTEMPS)が、ウォール街に米国初出店を果たした。「百貨店ではない」をコンセプトにした小売りの新時代を切り開く新しいリテールモデルを目指す、今号ではそんな話題のプランタンニューヨークの魅力を探ってみた。