コロナ禍で飲食店の入れ替わりが激しかったニューヨーク。パン屋においても新店が続々とオープンしている最近、こだわりのサワードウ生地のパンや個性的なクロワッサン、日本スタイルのサンドイッチなどが話題だ。今号では、2022年から今年にかけてオープンした注目のベーカリーを一挙紹介。
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1985年創業のフォー・バングは、チャイナタウンの中でも最も賑わいを見せるモットストリートにあるベトナム料理店。朝昼晩と時間を問わず食べられる人気料理のフォーは、米粉から作られるきし麺のような薄くて平たい形状が特徴の麺料理。牛骨スープと香菜、スパイスなどをじっくり煮込んだスープは、うまみが凝縮され味わい深く、さっぱりとしていて、スープを飲み干す客も多いという。全17種類あるフォーの中でも一番人気が、薄切りの半生な牛肉がのった「NO.1牛スライスフォー」、へそや、胃袋、腱なども入っており、コリコリとした食感がクセになる。具のトッピングとして添えられる、もやし、ライム、タイバジルは、お好みに合わせて入れると、より味が引き立つ。
もう1品何か追加したければ、ライスペーパーで豚ひき肉やキクラゲなどの具材を巻いて高温でカラッと揚げる春巻きがおすすめ。レタスで巻いて甘めのナンプラーソースにディップして食べる。家庭的な雰囲気で、女性のお一人様客も多く、このご時世には珍しい良心的な価格帯と、サクッと食べられる手軽さも長年愛されている理由のひとつだろう。
Pho Bang
157 Mott St.
TEL: 212-966-3797
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