大学進学を考える 日本と米国、二つの国で学び暮らす選択
コロナ禍を経験して社会は大きく変わった。日本社会も例外ではない。未来を見据えて、グローバルな大学進学の選択肢の一つとして、米国と日本で自分たちのルーツを生かす学びについて掘り下げる。
米国にはブルワリーと呼ばれるクラフトビール醸造所が多く存在する。国内においてブルワリーの数は9,200以上(※1)、ニューヨーク州だけでも440以上あり、大手ビールメーカーにまで成長した醸造所もあれば、地元の人々に長年愛されているような小さな醸造所もある。そんなビールの歴史と奥深さを探求し、ニューヨークを中心に注目のブルワリー&ビアバー紹介していく。
(※1)アメリカ・ブルワーズ・アソシエーション調べ/www.brewersassociation.org
マンハッタン区にある唯一のブルワリー「トーチ&クラウン」。ソーホーの9,000スクエアフィートある敷地内に醸造所とタップルーム、レストラン、アウトドアスペースを構える。シグネチャービール「Almost Famous」は、同ブルワリーで初めて生産された商品になる。ニューイングランドIPAで、ピーチとパイナップルのフレイバーが詰まった滑らかで芳香豊かな味わい。フレッシュなビールと共に楽しめる料理は抜群に美味しく、カクテルやワインなども揃い、欲張りなニューヨーカーの心を満たしてくれる。
創業者であるジョー・コレイアさんとジョン・ダンツラーさんがビール業界へ入るきっかけとなったエピソードが実にユニーク。16歳のある日のこと、イーストビレッジのバーで偽IDを没収されビールを買う手段を失った2人は自分たちの手でビールを造ることを決意。その後、自家製ビール造りを続けながら、互いの人生経験値を積むためにジョーさんは化学を学び、ジョンさんは金融を学び、満を持して2019年にオープンした。
夏限定のサマーエール「Share House Season」。爽快な口あたりで飲みやすいリフレッシュビール
(写真左)シグネチャービールのニューイングランドIPA「AlmostFamous」。喉越し抜群のジューシィーでアロマティックな一杯 (写真右)ウエスト・コーストIPA「ColdboxTetris」は程よい苦味とドライな口当たりが特徴
「今や市内だけでも凄い数のブルワリーがあり、競争が激しい。だからこそ常に初心を忘れず、自意識過剰にならず、自分たちにできる最高のビール造り、美味しい料理の提供、常にベストな状態を心掛け、お客さんに心から信頼してもらえるようなブルワリー作りを目指しているよ」とジョンさんは話す。20分毎に行われる化粧室の清掃や快適に過ごせるよう心配りされたホスピタリティなど、その意識の高さは随所に感じられる。
肉厚のステーキやバーガー、ヴィーガンやグルテンフリーなどメニューのラインナップも幅広い
この春、ユニオンスクエアとハンプトンに新しいレストランをオープン予定。 夏に向けてビールが美味しくなる季節、彼らの勢いに目が離せない!
Torch & Crown Brewing Company
12 Vandam St
TEL: 212-228-700
torchandcrown.com
人気連載「食ビジネス 古今東西」を執筆している食ビジネス戦略のスペシャリスト、釣島健太郎さんのコラム
ブルックリン区グリーンポイント地区にある「アンバー・ステーキハウス」は同地区唯一のステーキ専門店。2
本場アメリカのブルワリー&ビア・バー巡り 米国にはブルワリーと呼ばれるクラフトビール醸造所が多く存在
大学進学を考える 日本と米国、二つの国で学び暮らす選択
コロナ禍を経験して社会は大きく変わった。日本社会も例外ではない。未来を見据えて、グローバルな大学進学の選択肢の一つとして、米国と日本で自分たちのルーツを生かす学びについて掘り下げる。
メトロノース鉄道に乗って行く 週末のプチお出かけ〜コールドスプリング編〜
メモリアルデーとともに本格的な行楽シーズンが到来。日帰りディストネーションとしてニューヨーカーに人気のパトナム郡コールドスプリングを訪ねてみた。
注目の起業家たちにインタビュー〈続編〉 ニューヨークで奮闘する革新者たち
既存のビジネスの枠に収まらない彼らが新たに切り開く道こそが、未来を変える。その情熱とアイディアの根源を聞いた。これから起業したい人必見!
今、ニューヨークを駆け抜ける 注目の企業家たち
社会にイノベーションを起こした女性起業家たちにインタビュー。彼女たちの情熱とポジティブなマインド、アイデアをビジネスに変えるまでの方法を聞いた。次号は男性篇をお届け。これから起業したい人はお見逃しなく!