街がクリスマスイルミネーションで彩られ、ホリデーシーズンを実感するこの頃。本号ではニューヨークで美味しく食べられるクリスマスケーキにフォーカス。日本人ならクリスマスの食卓にケーキは欠かせないはず !
ホルトスNYC 高級食材にアジアの食文化を落とし込んだモダンな韓国料理 「ウニと黒トリュフ(43ドル
30席のこじんまりした店構えながら、本格的なダイナーの「サットン・カフェ」。オムレツやパンケーキなどの定番朝食から、ランチのサンドイッチ、パスタ、バーガー、そしてディナーのステーキまでメニューを賑わす品目は200超! どんな時間帯に行っても家庭的なアメリカ料理が食べられるとあり、常連客でいつも満員だ。最近では「時代遅れ」と思われがちなダイナーだが、チェーン店とは違い丁寧に調理するので味は抜群に良く、しかもランチが15ドル以下と財布に優しい。「朝昼晩、毎日食べにくるお客様もいます」と目を細めるのはオーナーのジョンさん。エンジニアの前職を投げ打って創業したのが34年前。多くのダイナー経営者と同じギリシャ系の移民一世だ。メニューにもフェタチーズを惜しみなく使うグリークサラダやハーブライスぶどうの葉包みを盛り込む。
看板料理の「ファースト・アベニュー(19ドル45セント)」よく炒めたオニオンのほんのりした甘みと脂の落ちたビーフの相性が抜群。お好みでマスタードを絡めると肉の味わいがさらに際立つ
「長続きのコツ? 食材を惜しまないことだけだね」とジョンさん。看板メニューの「ローストビーフのチーズがけ」(通称「ファースト・アベニュー」)は、カリッと焼いたビーフの塩加減も程よく、まろやかなチーズとベストマッチ。
「ドルマダキャ(ハーブライスぶどうの葉包み)(9ドル95セント)」は、スペアミントの効いたごはんにオニオンのみじん切りを混ぜてちょっとえぐみのあるぶどうの葉でまいたアペタイザー。軽めの白ワインによく合う
Sutton Cafe
1026 1st Ave.
TEL: 212-421-9184
suttoncafenyc.com
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かげん 世界の美食家たちを魅了してきた料理人が織りなす旬のおまかせ 「おまかせコース(150ドル)」
燕 贅沢食材と懐石風の演出で寿司通を唸らす新鋭店 「おまかせ8コース(225ドル)」は先付けから始ま
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ホリデーシーズンの定番といえば、『くるみ割り人形』。なぜ全米で、この作品が定着しているのか? 経済効果、出演者インタビューを交え、さまざまな角度から掘り下げて紹介していく。
寒くて長いニューヨークの冬は温かいスープと麺でも啜りたくなる季節だ。しかし寒い時の外食は避けたいもの。そんな時は自宅で手頃に食べられて身体を温められるインスタントラーメンはいかが? 今回は知られざるインスタント麺の誕生秘話からアレンジレシピまで紹介。
この秋ニューヨークの最大の話題といえば、先月オープンした「ウェグマンズ」のアスタープレース店をおいて他にない。人気全米一の栄誉に輝く地元密着型スーパーだが、今までネイビーヤードに店舗があっただけで、その実態がよく知られていなかった。ところが、ここにきて売り場総面積8万7000平方フィートのフルサイズ店上陸である。抜群に鮮度のよい青果類と最高級の精肉。デリカも充実。しかも店内には日本の「魚屋さん」もあるとか。徹底解剖してみる。