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近年開発が進み、ウォーターフロントには高層の高級アパートメントが立ち並び、話題のバーやレストランが点在するクイーンズのロングアイランドシティ(LIC)。住みやすい街とも言われる人気のLICの魅力に迫る!(取材・文 / 菅 礼子)
行政担当者に聞く!
進化するLICの魅力
クイーンズ・ツーリズム・カウンシルのロブさんに開発の進むLICの魅力や見どころを伺った。
ロングアイランドシティとは、クイーンズ地区のどのエリアを指しますか。
ロングアイランドシティ(以下LIC)は、クイーンズ区の中西部にあたる地域のことを指します。イーストリバーから始まり、東に3キロほど伸びています。また、北端にあるクイーンズボロ橋の数ブロック北側から南端のニュータウン・クリークまで続いているエリアです。
マンハッタンのミッドタウンから7、E、F、M、Nの電車でわずか1駅でLICに行くことができるので、マンハッタンで働くプロフェッショナルな人々が多く集まっている地域です。また、マンハッタンの33丁目からイーストリバー経由で「LICランディング」と呼ばれる場所までフェリーも運航されています。LICはマンハッタンへのアクセスがいいので新しい住宅やレストラン、バー、文化的アトラクション、ホテルなどで活況を呈しています。
LICはもともとどのような地域でしたか。
1870年にLICは市となりましたが、当時の人口は約1万5千人でした。98年にはニューヨーク市の一部となり、長い間、ロングアイランドの農家が生産物を売るマーケットがあり、その商品を船でマンハッタンに運ぶビジネス・オーナーがLICにいました。また、LICは製造業の中心地にもなり、「ペプシコーラ」のボトリング工場があったり、紳士服の「ブルックス ブラザーズ」、ホッチキスの針の「スイングライン」、チューインガムの「チクレット」、「フィッシャー エレクトロニクス」、「イーグル エレクトリック」など、多くの企業がLICに生産の拠点を構えていました。その後、多くの企業が中国や他の地域に製造拠点を移転し、70年代にはLICの人口が減少。90年代に入ると新しい高級アパートやホテルが立ち並ぶようになりました。そこから開発がさらに進み、レストランや店舗などのコミュニティ組織ができ、治安もいいため、今では高級住宅街としても人気を集めています。
工場地帯だったかつてのLIC
現在のLICはどのような特徴を持つ地域ですか。
LICには現在25以上のホテルがあり、ウォーターフロントには、高層の高級住宅が何十棟もあります。現在も多くの住宅が建設中です。ガントリープラザ州立公園は、マンハッタンのミッドタウンを直接見渡せる12エーカーのイーストリバーの海岸線に広がっています。かつて市場が運営されていたガントリークレーンのあるドック施設だった場所に今では運動場、釣り桟橋、遊歩道などが設置されています。桟橋エリアは、ダンスや音楽、演劇の人気スポットにもなっていますよ。長さ約37メートル、高さ約18メートルのペプシコーラのネオンサインは、実際にニューヨークのランドマークになっており、都市と郊外を繋ぐ神秘的な雰囲気を醸し出しています。
現在、クイーンズ区が行っているLICに特化した取り組みはありますか?
フェリーや地下鉄を除けば、政府のプロジェクトはあまりなく、ほとんどは民間企業が行っています。特に不動産会社が占める割合が大きいです。
ロブ・マッケイ(クイーンズ・ツーリズム・カウンシル ディレクター)
2011年よりTourism & Marketing at the Queens Economic Development Corporationにてディレクターを務める。プレスリリースやパンフレットの作成、メディアへの記事掲載、報道機関への情報提供、イベントの企画・推進、「イッツ・イン・クイーンズ」ブランドによるクイーンズ観光協議会の指揮を取りまとめる。www.itsinqueens.com
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