紅茶をめぐる冒険
初秋の訪れとともに飲みたくなるのがポットで淹れた紅茶。茶葉やブレンドによって異なる香りと味は、私たちをくつろぎと恍惚の世界に誘い、またある時は懐かしい記憶を辿る道標にもなってくれる。極上の一杯を求めて、ニューヨーク紅茶めぐりの旅、はじまりはじまり。
米国にはブルワリーと呼ばれるクラフトビール醸造所が多く存在する。国内においてブルワリーの数は9,200以上(※1)、ニューヨーク州だけでも440以上あり、大手ビールメーカーにまで成長した醸造所もあれば、地元の人々に長年愛され続ける小さな醸造所もある。そんなビールの歴史と奥深さを探求し、ニューヨークを中心に注目のブルワリー&ビアバー紹介していく。
(※1)アメリカ・ブルワーズ・アソシエーション調べ/www.brewersassociation.org
ロング・アイランド・シティーの一角にカラフルなアートが目を引く建物と真っ赤なドアが目印のブルワリー兼タップルーム「ロッカウェイ・ブルーイング」がある。今年で設立10周年を迎える同ブルワリーのタップルームは店内のカウンター席とアウトドア席があり地元の人々の憩いの場となっている。また、ロッカウェイビーチにもタップルームがあり、夏はビーチに訪れる客や地元の人々で大賑わいを見せる有名スポットでもある。
定番人気のピルスナーや日本人にも馴染みのあるラガーを中心に、ホップのほのかな苦味と甘味が絶妙に奏でるパイナップルIPAや、モルトの琥珀のような色合いとのユニークな風味が楽しめるESBなどが揃う。また季節限定ビールもあり、夏はグワバァやパッションフルーツ、シトラスフルーツを使用したサワービールなどが味わえる。
今年の秋から日本への本格的に輸出を開始し、今年10月にはオーナーら三人でプロモーションのため来日し、日本のクラフトビール業界で話題に。オーナーの一人であるピーターさんは、その時期に日本で開催されたクラフトビールの国際大会の審査員としても参加されたそうだ。また、日本で今人気上昇中の静岡の「ウエスト・コースト・ブルワリー」や、東京の「インクホーン・ブルーイング」らとコラボレーションし、日本のクラフトビア業界からも注目を浴びている。
「AMERICAN PILS」
6本パック/16ドル
定番人気のピルスナーはライトかつドライな飲みくちが特徴的。クラフトビール初心者からも、その飲みやすさが好まれ、どんなジャンルの食事とも合わせやすいのが魅力だ
「HIGH INCOM HOUSING」
4本パック/20ドル
ややアルコール度数は高めでボリューミィーなIPA。独特なホップの苦味とフレッシュ&ジューシーな口当たりがクセになり、ついついすすんでしまう危険なビール
Rockaway Brewing Co.
●LIC店
46-01 5th St., Queens, NY 11101(LIC)
TEL: 718-482-6528
●Rockaway Beach店
415 Beach 72nd St., Arverne, NY, 11692
rockawaybrewco.com
本場アメリカのブルワリー&ビア・バー巡り 米国にはブルワリーと呼ばれるクラフトビール醸造所が多く存在
ブル オン ザ ハドソン 素敵な週末の始まりはハドソン川を望む高級ブランチ 「リコッタ・スタッフド・
アロカ インドの伝統とモダンを優雅に表現するミシュランレストラン 「チョレーバトゥーラー(16ドル)
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進化し続けるトイレの世界
日本が世界に誇る「おもてなし」文化の象徴といえるトイレ。高品質なだけでなく、利便性の面でも多種多様な機能を備え進化し続ける日本のトイレ製品。日米のトイレ事情の違いなど、今号ではさまざまな角度からトイレについて学んでみよう。
今気になるヘアサロン&大人の男が通う新・バーバー
コロナ禍で指名のスタイリストが帰国したり、お店がクローズしたりと何かとアップデートが必要になるヘアサロン事情。髪質やニュアンスの違いを理解してくれるのはやっぱり日系のサロンという人も多いだろう。髪の悩みやイメージチェンジなど、顧客のさまざまなリクエストに応えてくれるヘアサロンを特集。
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