この店の話題をひとくち

技が光る珠玉のすし 隠れ家的空間でぜいたくなひと時を

外には「sushi AMANE」と書かれた小さな看板の文字。入り口を通り地下に降りると都会の喧騒を忘れさせる、まさに隠れ家のようなすし屋が現れる。ミシュラン一つ星を獲得したこちらのお店は、予約のできる2週間先まですぐに満席になってしまうという。

「Omakase($200)」のにぎり。メニューはおまかせコースのみで、つまみとにぎり9貫、手巻き、みそ汁が出される。この日のマグロは大間から

「うま味を最大限に引き出すために、ほとんどの魚に手を加えています」と、大将の林さん。選び抜かれた魚は手間暇かけて仕込まれ、それぞれベストな状態になってから出されるので、コースの内容は毎日変わるという。

にぎりの前に出されるつまみは、刺身や焼き物、酢の物など合わせて4品

九州産の春子(かすご)ダイは昆布締めされているにも関わらず、柔らかくふっくらとしているのに驚く。蒸しアワビは噛んだ瞬間、口の中にうま味がじゅわっと溢れて頬がゆるんでしまうほど。添えられたアワビの肝とバターを使ったソースも濃厚でたまらない。これはお酒が進むに決まっている。ドリンクメニューはソムリエによって、毎日厳選されるという。

隠れ家のような空間で出される、こだわり抜かれたすしの数々。たまには背筋の伸びるカウンター席で、ぜいたくなひと時を過ごしてみては。

 

 

All Photos by Aya Kishimoto

 

sushi AMANE

245 E. 44th St.
(bet. 2nd & 3rd Aves.)
TEL: 212-986-5300
sushi-amane.com

 

 

 

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1244

オーェックしよ

コロナ禍で飲食店の入れ替わりが激しかったニューヨーク。パン屋においても新店が続々とオープンしている最近、こだわりのサワードウ生地のパンや個性的なクロワッサン、日本スタイルのサンドイッチなどが話題だ。今号では、2022年から今年にかけてオープンした注目のベーカリーを一挙紹介。

Vol. 1243

お引越し

新年度スタートの今頃から初夏にかけては帰国や転勤、子供の独立などさまざまな引越しが街中で繰り広げられる。一方で、米国での引越しには、遅延、破損などトラブルがつきもの、とも言われる。話題の米系業者への独占取材をはじめ、安心して引越しするための「すぐに役立つ」アドバイスや心得をまとめた。