この店の話題をひとくち

言わずと知れた名店 伝統の本格江戸前ずしに舌鼓

今年創業45周年を迎えた「初花」は、日本人はもちろん、すし通のローカルも通う言わずと知れたミッドタウンの老舗すしレストランだ。創業当初から伝統的な江戸前ずしを一切妥協することなく継承し、新鮮な鮮魚を使った珠玉のすしを提供する。

 

「OMAKASE NIGIRI ($105)」はその日の厳選素材から握られる15貫。口の中でとろける中トロから、真ダイや炙りサバ、サーモンまで、口に入れるたび甘美な口当たりが広がる

 

えりすぐりの素材は、地元で獲れたものからニューヨーク近郊、地中海、日本など、その時々で一番鮮度の良いものを見極め、世界中から仕入れているというこだわりだ。

人気のおまかせを看板メニューに掲げながらも、2代目社長の佐藤圭太氏によれば、本来のすしは「自分が食べたいものをオーダーする、おこのみ(アラカルト)を堪能することこそが醍醐味」とのこと。カウンター席に座って、熟練のすし職人と会話を楽しみながら好みの握りを一つ一つ味わえば、これまでにない新たな発見があるだろう。

「これぞ江戸前ずし」と思わずうなってしまう本格すしをニューヨークで味わいたくなったら、ぜひここへ。

 

まるで宝石箱のような「Box of dreams」は一番人気のメニュー。刺身の下にはシャリが入っていて、一度にさまざまなネタが楽しめる贅沢な逸品

 

 

 

Hatsuhana

17 E. 48th St.
(bet. 5th & Madison Aves.)
TEL: 212-355-3345
hatsuhana.com

 

 

               

バックナンバー

Vol. 1294

私たち、なことてま

気になるビジネスを深掘りする連載企画。今回は「丁寧・フレキシブル・手頃な価格」で親しまれる引っ越し業者ターザンムービングの代表・ホセさんと、個々の状態に応じてカスタマイズした施術を行う、マッサージ・セラピストの秋山さんに話を伺った。

Vol. 1293

こだわりいっぱい 町のお肉屋さん

地元で愛され人々の食卓を支える町のお肉屋さん。店主が直接目利きした肉を仕入れ、常連客のリクエストに応える精肉店で購入するメリットは、いつでも新鮮な肉が手に入るのと、気のおけない店員から肉の選び方や調理法を教えてもらえることだ。本号ではそんな町で愛されている精肉店を調べてみた。

Vol. 1292

デザイナー・Sayaka Tokimoto-Davisさんが案内! 最新おしゃれ「ダンボ」

ニューヨークを拠点に「SAYAKA DAVIS」を立ち上げ、日本と米国でデザイナーとして活躍するSayakaさん。洋服だけに限らず、ジュエリーやアートなど、止まることを知らない物作りへの情熱と、アーティストを応援する地元コミュニティーへの愛…。そんなSayakaさんに、ご自身のブランドとブルックリン区ダンボ地区への思い、そしてお気に入りスポットを語っていただきました。

Vol. 1291

4月22日国際アースデー 今こそ立ち上がろう環境保護サポート

4月22日はアースデー。それは、地球が直面する深刻な環境問題に注目を集め、行動を起こすことを目的とした日。気候変動や海面上昇、異常気象などがますます深刻化する今、この日に合わせて世界各地でさまざまな団体や企業がその危機に歯止めをかけるためのアクションを起こしている。この機会に改めて、今向き合うべき環境問題について考えてみよう。