この店の話題をひとくち

たっぷり野菜でヘルシー!夏バテ知らずのひんやり麺

今年の夏は、例年どおりには楽しめないかもしれないが、抜けるような空の青さと襲い来る暑さは健在。そろそろ食欲が減退してくる頃合いだ。食べたくなってくるのは、ツルっといける、冷たい麺。

マンハッタン内に3店舗あるカジュアルな中華料理店「君子食堂」の屋外テーブル席でいただくのは、自分で具材を選ぶ、汁なし冷麺こと陽春麺(光麺)だ。肉や魚、豆腐などのタンパク質に始まり、野菜、ソース、トッピングを自由にカスタマイズ。彩り豊かな紫キャベツ、バーベキュー風味のサマースクウォッシュ、シャキシャキした清涼感が夏に良いキュウリなど、多彩な野菜をたっぷり食べられるのが体にうれしい。麺はもちもちの中太で、さっぱり薄味の「ユズしょうゆ」ソースとよく絡む。

定番メニューの中では、江蘇(こうそ)料理(中国八大料理の一つ)の、蒸しミートボール「獅子頭」を乗せた丼がオススメ。ふわふわで甘口のミートボールは、食後のずっしり感もなく、大人も子供も好きな一品。ピリ辛の瓜類との相性も抜群だ。

具材を自分で選ぶ「chilled spring noodles($10.49〜)」。今回は、牛肉とピーマンの炒め物、赤キャベツのピクルス、豆モヤシ、キュウリ、そして味付け卵(追加料金)をチョイス

 

 

食事のお供には、夏のさっぱりドリンク「ライチウオッカ」を。

 

店前にはテーブルと椅子を用意している。

【店舗情報】

Junzi Kitchen Greenwich Village

170 Bleecker St. (bet. Sullivan & McDougal Sts.)
TEL: 646-864-0277
junzi.kitchen

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1218

お洒落を楽しむ秋 ニューヨークのメンズファッション

秋の気配が漂ってきた今日この頃、ワードローブも夏物から秋物へと入れ替える時期。本号ではニューヨークのメンズファッション情報を紹介。季節の変わり目のお買い物に役に立つトレンドや最旬メンズブランドをチェックしよう。

Vol. 1217

紅茶をめぐる冒険

初秋の訪れとともに飲みたくなるのがポットで淹れた紅茶。茶葉やブレンドによって異なる香りと味は、私たちをくつろぎと恍惚の世界に誘い、またある時は懐かしい記憶を辿る道標にもなってくれる。極上の一杯を求めて、ニューヨーク紅茶めぐりの旅、はじまりはじまり。

Vol. 1216

進化し続けるトイレの世界

日本が世界に誇る「おもてなし」文化の象徴といえるトイレ。高品質なだけでなく、利便性の面でも多種多様な機能を備え進化し続ける日本のトイレ製品。日米のトイレ事情の違いなど、今号ではさまざまな角度からトイレについて学んでみよう。

Vol. 1215

今気になるヘアサロン&大人の男が通う新・バーバー

コロナ禍で指名のスタイリストが帰国したり、お店がクローズしたりと何かとアップデートが必要になるヘアサロン事情。髪質やニュアンスの違いを理解してくれるのはやっぱり日系のサロンという人も多いだろう。髪の悩みやイメージチェンジなど、顧客のさまざまなリクエストに応えてくれるヘアサロンを特集。