この店の話題をひとくち

麺も小皿も個性派ぞろい 名店出身オーナーのこだわり

渋い店名だが、その店構えはカジュアルかつ、どこかアットホームだ。コブルヒル/キャロルガーデンにオープンした同店は、「一風堂」で商品開発を担当していた鐘ケ江文浩氏がオーナーを務める。

同氏のラーメンへの飽くなき探究心が詰まったメニューには、驚くほど透き通った味わいでさっぱりとした「Chef Special-Iron Men」、そしてカキとレモンのうま味が独特のアクセントを生んだ「Ti Amo」など、個性的なラーメンが並ぶ。

「Ti Amo♡($14)」のスープは、鶏、カキ、フレッシュなレモンという風変わりな組み合わせ。繊細かつ複雑な味のハーモニーが、「ラーメン」という味の常識を覆す!

このように書くと「ラーメンひと筋」な印象だが、アペタイザーの充実度とその完成度にも注目したい。「ラーメン・ダイナー」のようなバラエティーの充実を目指しているという、アペタイザーのラインアップは、味のしみた「名物手羽先揚げ」や、ホロホロに柔らかいスペアリブ、塩こうじのピンチョス、お好み焼きなど。

特にスペアリブにまぶしてあるシーズニングは、後でラーメンの麺を入れて、混ぜ麺のように楽しむのがオススメだ。ちなみに、アペタイザーとラーメンの間に、炭酸水で口直しするのが同店流。

アペタイザーは小ぶりだが、シェアして食べてもちょうどいい、しっかりした重さがある。長居してじっくり味わいたくなる

【店舗情報】

Karazishi Botan

255 Smith St.
Brooklyn, NY 11231
TEL: 347-763-1155
karazishibotan.com

               

バックナンバー

Vol. 1339

NYでK-POPカルチャーを思う存分に楽しむ方法

K-POPを代表するアーティスト・BTSが先月、兵役を経てグループとして約4年ぶりに活動を再開した。先月21日に韓国・ソウルで行われたコンサートは世界配信され1840万人の視聴者を集めた。先月15日にはNetflixアニメ『KPop Demon Hunters』がアカデミー賞長編アニメ映画賞などを受賞。近年盛り上がりを見せて久しいK-POPだったが、その勢いは止まるところなく、新たなフェーズへと突入している。その大きな波が押し寄せるのがニューヨークだ。

Vol. 1338

AIがつくる未来 最注目の起業家インタビューほか

AIは急速に私たちの生活に浸透している。話題の生成AIだけにとどまらず、政治やビジネス、医療や法律、さらには恋愛など人との関係性にまで影響を及ぼし始めた。本特集では、ブルックリン区で活動するAI起業家のインタビューを通じてその知能の正体に迫るとともに、ニューヨーク生活で活用できるAIサービスなど最新動向を紹介したい。