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渋い店名だが、その店構えはカジュアルかつ、どこかアットホームだ。コブルヒル/キャロルガーデンにオープンした同店は、「一風堂」で商品開発を担当していた鐘ケ江文浩氏がオーナーを務める。
同氏のラーメンへの飽くなき探究心が詰まったメニューには、驚くほど透き通った味わいでさっぱりとした「Chef Special-Iron Men」、そしてカキとレモンのうま味が独特のアクセントを生んだ「Ti Amo」など、個性的なラーメンが並ぶ。
このように書くと「ラーメンひと筋」な印象だが、アペタイザーの充実度とその完成度にも注目したい。「ラーメン・ダイナー」のようなバラエティーの充実を目指しているという、アペタイザーのラインアップは、味のしみた「名物手羽先揚げ」や、ホロホロに柔らかいスペアリブ、塩こうじのピンチョス、お好み焼きなど。
特にスペアリブにまぶしてあるシーズニングは、後でラーメンの麺を入れて、混ぜ麺のように楽しむのがオススメだ。ちなみに、アペタイザーとラーメンの間に、炭酸水で口直しするのが同店流。
【店舗情報】
Karazishi Botan
255 Smith St.
Brooklyn, NY 11231
TEL: 347-763-1155
karazishibotan.com
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