この店の話題をひとくち

モッツァレラを食べ比べ 本場イタリアの味を楽しむ

イタリアを中心にアメリカ、イギリス、日本と、世界に24店舗を持つ「オビカ」。店名の「オビカ」は、イタリア語の”Ecco Qua(さあ、どうぞ)”のナポリ地方の方言である”Obica(オビカ)”に由来していて、客をいつでも迎え入れるというスピリットが込められている。

シンプルで質の高いモッツァレラにこだわり、数種類を食べ比べできるのも、この店ならでは。CEOのダビデ・ディ・ロレンツォさんは、「モッツァレラはもちろん、パスタや生地に使う小麦粉など、仕入れられる食材は全てイタリアから空輸しています」と話す。

マンハッタンには、フラットアイアンとマディソンの2店舗があり、専用窯でアツアツの焼きたてピザを食べられるのもいい。シェフ考案のメニューは世界共通で、その他にも、シーズンごとの限定メニューも用意。

また、フラットアイアン店の地下には、約70人が収容できるイベントスペースも完備。本場イタリアのモッツアレラを、おいしいワインと共に堪能しよう。

 

「Bufala Dop($19)」は、薄い生地の上に、モッツァレラ、トマトソース、バジルと王道の組み合わせ。窯で焼いた生地の香ばしさが漂うところへオリーブオイルを少々加え、さらに食欲をそそる

 

「Pappardelle」は、カモのラグソースのフェットチーネ。オレンジの皮が入り、さっぱりな味わい

 

 

Obicà Flatiron
928 Broadway
(bet. 21st & 22nd Sts.
obica.com

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1255

夏の和野菜

盛夏のニューヨーク。色鮮やかな野菜たちが街中に溢れ、目を奪われるが、私たち在留邦人はどうしても和野菜が恋しい。実は、よく探せば、こんなアウェーな土地でも本格的な日本の野菜が手に入る。グリーンマーケットや野菜宅配サービスの賢い利用法など、今回の特集ではとっておきの和野菜情報をお届けする。