週末のプチお出かけ NJトランジットに乗って行くアズベリーパーク
ペンステーションからNJトランジットで2時間弱。旅行雑誌が「ジャージーショアで最もクールなビーチ」と絶賛するアズベリーパーク。その魅力の一端を紹介しよう。
今週はグリーンポイントにある「Getaway」です。
私はこれまで禁酒をしたことがあります。取材で会った占い師のお告げがきっかけでしたが、禁酒は「気付き」をたくさんもたらしてくれました。そんな私に「ぜひ試したい」と思わせる新形態のバーがオープンし、話題になっています。
酒なしで夜を
楽しみたい人に
市内初のノンアルコールバー「Getaway」です。共同オーナーのレジーナとサムは、あくまでも「アルコール0%のバー形態」にこだわっています。2人はエキサイティングなアイデアで、よりローカルに寄り添ったタンジブル(実体的)なものを提供できないか考え、2年かけてオープンしました。
ノンアルコール・バーやコミュニティーセンターがポップアップ形態で行っているものは、カリフォルニア、テキサス、ロンドンにあるそう。ニューヨーク市内には月に1回、スペースの一部がノンアルコール形態になる店も。しかし常設のフルタイム・ノンアルコール・バーは、「Getaway」が市内初です。
アルコールゼロに注目したのには、もう一つ理由があります。サムのお兄さんが、以前アディクション問題を抱え、克服するための「AAプログラム」に参加。
「兄は4年前、お酒をスッキリやめることに成功しました。そんな兄を見て思ったのは、断酒した人や下戸の人も、夜に友人らと出掛けて、楽しみたいのだということでした」
(手前から)酢の風味が爽やかなリンゴのコーディアルで作られた、秋の新作カクテル「Autumn In New York」と、甘めのカクテルが好きな人にオススメの、ココナツとパイナップルの「Coconaut」(各13ドル)
バーカウンターでシェーカーを振るレジーナ
飲まない若者が増加
店を訪れるのは、断酒した人や下戸のみならず、妊娠中、マラソンやダイエット中の人、宗教上飲めない人、アルコールなしのデートを楽しみたい人、ノンアルコールへの好奇心が高い人など。サムによると、アメリカでは飲まない若者が増えている実感があるそう(節酒含む)。親世代を反面教師として、「ちょっとお酒を断ってみて、効果を見てみよう」という実験的な試みへの意欲が高まっているのが理由なのだとか。
話を聞きながら試飲したら、不思議と少しホロ酔いのような気分に。「皆さん同じことを言うんですよ」とレジーナ。「でもうちのカクテルが通常のものと違うのは、二日酔いが一切ないということです!」
店内にはテーブル席と、通常のバーのようなカウンターもある
共同オーナーの(左から)レジーナとサム
All Photos © Kasumi Abe
【ジャピオンスタッフが初めての注文体験】 Weee!なら携帯端末のアプリで、いつでも簡単に日本の食材
北米最大級のアジア系ネットスーパーとして知られる Weee!では、7月12日(金)〜7月25日(木)
ホームパーティーに呼ばれる機会の多い米国。多種多様な人々が暮らすニューヨークでは、渡して喜ばれるもの
週末のプチお出かけ NJトランジットに乗って行くアズベリーパーク
ペンステーションからNJトランジットで2時間弱。旅行雑誌が「ジャージーショアで最もクールなビーチ」と絶賛するアズベリーパーク。その魅力の一端を紹介しよう。
先月からうだるような真夏日が到来しているニューヨーク。冷たいデザートでクールダウンしてみてはいかがでしょう?本号ではレストランで食べられるデザートからお持ち帰りで楽しめるもの、お家で作れるデザートまでを紹介する。
夏の和野菜
盛夏のニューヨーク。色鮮やかな野菜たちが街中に溢れ、目を奪われるが、私たち在留邦人はどうしても和野菜が恋しい。実は、よく探せば、こんなアウェーな土地でも本格的な日本の野菜が手に入る。グリーンマーケットや野菜宅配サービスの賢い利用法など、今回の特集ではとっておきの和野菜情報をお届けする。