NYでカラオケ
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室内で過ごす時間が多いであろう、ストレスフルなこの冬は、非日常に没頭できるデジタルゲームを楽しもう。今号は普段ゲームをしない人でもトライしやすい、お手軽な作品を紹介(文/南あや)
ゲームの魅力ってなんだ?
「ゲームは子供のもの」「大人になっても遊ぶのはオタク」という概念は薄れつつある。特にアメリカではそれが顕著だ。全米エンターテインメント・ソフトウェア協会が昨年春に発表した統計によると、成人の65%が日常的にゲームを遊び、全世帯の4分の3に、少なくとも1人のゲーム愛好者がいる。
テトリスのようなシンプルなパズルゲームを、息抜きや暇つぶし程度に楽しむ人もいれば、自分の理想の世界や人間関係を、ゲームで追求する人もいる。物語の主人公になって「この先の展開はどうなるのか」「どうやって敵を倒すのか」と、手探りで進むことにワクワクする人もいるし、どれだけの敵を撃破できるかの技量をスポーツ感覚で競いたい人もいる。あるいは、友人と障害物競走やレースで争ったり、協力し合ったり。
一口に「ゲーム」といっても、そこに広がる世界は無数だ。そして経験を積んだ大人になったからこそ、何気ない物語の伏線や背景に敏感に反応できたり、ゆとりを持った心でトライ&エラーを繰り返せる。
発展していく遊び方
ゲームには種類がある。テレビと機器をつなぐ、あるいは持ち運べる専用機器で遊ぶのが「家庭用ゲーム」。今秋発売された機器「プレイステーション5」は非常に高画質・高性能なゲームが遊べることで話題になっている。ダウンロード専用のタイトル(作品)も多く、シンプルなゲームから何十時間もかけてじっくり遊び尽くすものまである。月額課金で無数のタイトルが遊び放題という、現代のライフスタイルに寄せたサービスも出てきた。
スマホやタブレットのアプリをダウンロードして遊ぶ「アプリゲーム」は、さらに手軽だ。「高額を課金し続けないと楽しめない」というイメージがあるかもしれないが、家庭用ゲームと同じ買い切り型や、無料のゲームもある。カメラ使用や画面の縦・横の切り替え、360度で展開されるAR(拡張現実)など、スマホにしかない機能を駆使した意欲作も多い。
また、パソコンのゲームサイトから購入して、キーボードとマウスで遊ぶ「PCゲーム」もあるが、普段ゲームをしない人にはハードルが高いだろう。ただしタイトルによっては、PC・家庭用・スマホの全ての機器で遊べるものもある。
今さら聞けない用語辞典
キャラクターを動かすことで、敵や障害物などを乗り越えながらゴールを目指すゲーム。「スーパーマリオ」シリーズがこの類。
キャラクターを動かして、その役割で物語を進めていく(ロールプレイングする)ゲーム。「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」などの冒険ゲームのジャンルがこれ。
一人称視点、つまりキャラクターの見えている視界がそのまま画面に映し出されるシューティングゲーム。「Call of Duty」などが該当。
現実のように、見えている土地一帯、どこにでもキャラクターが自由に移動できるゲームのこと。場所ごとにシーンが切り替わるのではなく、広大な世界の中にいくつも目的地があり、プレイヤーは自由に立ち寄ることができる。
いわゆる「ゲーム攻略」の手順が決まっておらず、プレイヤーが好きに世界を創造して遊べる、自由度の高いゲーム。代表作は「マインクラフト」。
「こんな状況ならどう行動するか」「このキャラクターだったら何を選ぶか」など、プレイヤーの選択肢によって物語が変化するゲーム。
ワンルームなどかなり限られた閉鎖空間から、パズルを解き進めて脱出することが目的のゲーム。最近は現実世界でも脱出ゲームが開催されている。
3D空間で、自分がそのゲームの中に入ったかのように視点操作やアクションができる。ゲーム内の景色は360度全て見渡せる他、歩いて対象物に近寄ったり、オブジェクトを直接掴んだりすることができる。
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