巻頭特集

どうする?今年のサマーキャンプ

ニュならではの内容魅力!おすすめサマーキャンプ

学習やアート、スポーツ、音楽、自然との触れ合いなどサマーキャンプの種類はさまざまだ。中には専門性が高く、最先端のプログラムを導入するキャンプもあり、親としては幅広く知っておきたいもの。ニューヨーク市でおすすめのサマーキャンプはこちら。

 

マンハッタンの名門音楽学校で才能を伸ばす

1917年にマンハッタン区に創立した由緒ある音楽学校。クラシックとジャズの課程を設け、全米でもトップクラスと言われている。サマーキャンプの指導員は全員経験豊富な教育者かつ優秀なパフォーマーでもある。その多くは同校の卒業生だというのも魅力の1つだ。サマーキャンプは8歳から17歳(2024年7月1日までに8歳に達している必要がある)までの生徒が対象。参加者は音楽スキルを磨き、現役のプロミュージシャンから直に教えを受けることができる。

対象年齢8~17歳

キャンプ期間: 7月8日(月)〜8月1日(木)

申し込み期間: 現在受付中

お問い合わせ: msmsummer@msmnyc.edu

詳細: msmnyc.edu

場所: Manhattan School of Music:130 Claremont Ave.


ブルックリンで文化の多様性を学ぶ

ブルックリン・カルチャー・アドベンチャー・プログラム(通称BCAP)が開催するサマーキャンプは、ブルックリン区にある植物園や子供博物館、プロスペクトパーク、動物園などの6つの文化施設と連携して作成された、7~12歳(2~6年生)の子供向けのデイキャンプ。2週間のサマープログラム中、参加者は毎日2つの施設を訪問し、芸術や世界の文化、文学、歴史、自然、、科学などが全て相互関連しているという立場から実践的な体験を積んでいく。

対象年齢: 7~12歳

キャンプ期間: 7月1日(月)〜8月9日( 金)

費用: 2週間: 800ドル( アフタースクール6時まで250ドル)

申し込み期間: 現在受付中

詳細: bklynlibrary.org/bcap/about

場所: Brooklyn Public Library: 10 Grand Army Plz, Brooklyn, NY 11238


夏休み中に知的討論のスキルを身につける

このキャンプには、初心者から本格的なディベーターまで参加することができる。年齢と能力に応じてレベル分けが行われ、スピーチ、討論、模擬国連を中心に毎日3回ディベートを行う。レベルは、公開討論に慣れていない初心者向けの「オープンプログラム」から議論に習熟していて、知的好奇心旺盛な生徒を対象にした「プラスプログラム」。さらには、高度なスキル開発を目指し、学級会や公共の場での討論の仕方について学べる「レベルアッププロブラム」に分けられる。

対象年齢: 10~15歳

キャンプ期間: 6月24日(月)〜7月12日(金)

費用: 3日間MUNプログラム 7月1日(月)〜3日(水): 460ドル

5日間プログラム: 760ドル

申し込み期間: 現在受付中

詳細: debatecamp.com/newyork

場所: THE HEWITT SCHOOL: 45 East 75th St.


水族館で海の生物と触れ合う夏

ニューヨーク水族館キャンプは 2023年に再開された。参加者には平日午前9時から午後3時まで水族館を使ったアクティビティーを提供。午後3時から5時までの延長保育(展示見学、野外遊びなども含まれる)も受け付けている。Pre-K(少なくとも4歳以上)から8年生までの子供は、クラゲ、アシカ、ペンギン、クジラ、カニ、サメなどさまざまな海洋生物を間近に見ながら学習できる楽しいプログラムが用意されている。

対象年齢: 4〜13歳

キャンプ期間: 6月24日(月)〜8月30日(金)

費用: 5日間: 515ドル(会員)/ 575ドル(通常)

3日間: 275ドル(会員)/ 345ドル(通常)

申し込み期間: 2月29日(木)〜

お問い合わせ: nyaeducation@wcs.org

詳細: nyaquarium.com/learn/camps

場所: New York Aquarium: 602 Surf Ave., Brooklyn, NY 11224


日系サマーキャンプリスト

日本語で日本の伝統や文化に触れるサマーキャンプや語学学習、日本語を通して科学や歴史、数学などの課題に取り組むなど内容はさまざま。お子さんにあうプログラムを探してみよう!

あおぞらコミュニティー

詳細: aozoracommunity.org

お問い合わせ: 347-721-3521

アルト日本語補習校

詳細: alto-edu.com

お問い合わせ: info@alto-edu.com

育英学園

詳細: japaneseschool.org

お問い合わせ: summerschool@nyikuei.org

EJラーニング

詳細: ejlearning.com/summer

お問い合わせ: 914-574-5916 午前10時〜午後3時(月〜金曜日)

こぐま幼稚園

詳細: newjerseykogumayouchien.com

お問い合わせ: newjerseykogumayouchien@gmail.com

東京フロストバレーYMCA

詳細: ymcatfv.org/summer

お問い合わせ: tokyo-info@frostvalley.org

リセケネディ日本人学校

詳細: jp.lyceumkennedy.org/summerschool

お問い合わせ: JapaneseSchool@lyceumkennedy.org

 

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1247

我らのドジャース

大谷翔平選手の一挙手一投足から目が離せない。スポーツ報道でLAドジャースの名前を見ない日はない。5月1日現在の勝率・621でナ・リーグ西部地区トップ。そのドジャースが、5月末には対NYメッツとの3連戦、6月には対NYヤンキースとの交流戦で当地にやって来る。NYジャピオン読者としては憎き敵軍なるも大谷選手の活躍に胸が熱くなる複雑な心境。だが、LAドジャースの「旧姓」はブルックリン。昔はニューヨークのチームだったのだ。

Vol. 1246

人気沸ピックルボールを楽しもう

あちこちに花も咲き乱れ、4月に入りニューヨークにも春が到来した。本号ではこれからの季節、屋外でも楽しめるピックルボールを紹介する。テニスよりも狭いスペースで出来るピックルボールはここ数年、ニューヨークでも人気だ。

Vol. 1245

春到来! 週末のプチお出かけ 〜ハドソン川流域・キャッツキル山麓編〜

桜の花も満開を迎え春の行楽シーズンがやって来た。ニューヨーク市内から日帰りできるハドソン川流域・キャッツキル山麓の人気のスポットを紹介しよう。

Vol. 1244

オーェックしよ

コロナ禍で飲食店の入れ替わりが激しかったニューヨーク。パン屋においても新店が続々とオープンしている最近、こだわりのサワードウ生地のパンや個性的なクロワッサン、日本スタイルのサンドイッチなどが話題だ。今号では、2022年から今年にかけてオープンした注目のベーカリーを一挙紹介。