こだわりいっぱい 町のお肉屋さん
地元で愛され人々の食卓を支える町のお肉屋さん。店主が直接目利きした肉を仕入れ、常連客のリクエストに応える精肉店で購入するメリットは、いつでも新鮮な肉が手に入るのと、気のおけない店員から肉の選び方や調理法を教えてもらえることだ。本号ではそんな町で愛されている精肉店を調べてみた。
ニューヨークも少しずつ春めいてきた。そろそろ夏休みの計画が気になり始める。特にお子さんのいる家庭では「サマーキャンプ、どうする?」といった会話が食卓でも上るのではないだろうか? 大自然の中で思いっきり身体を使うお泊まりキャンプから、ニューヨーク特有のリソースを利用する市内のデイキャンプまで選択肢は山ほどある。どうやったら2カ月を超える長い夏休みを子どもが退屈せず、かつ、親のストレスなく過ごせるか? サマーキャンプ選びのヒントを集めてみた。(文・取材/中村英雄)
キャンプ攻略の秘訣は早期の計画
9歳の長女にサマーキャンプを体験させて4年目の鈴木宏子さん。今年から4歳の次女もキャンプに参加する。経験と助言を伺った。
─お子さんとサマーキャンプとの関わりは?
最初は、長女が4歳の時に、試しに近所のサマーキャンプに通わせてみました。スポーツ、アート、日本語学習などサマーキャンプごとにテーマがあってどれも1週間単位です。子供に合うだろうと思われるキャンプに色々通わせてみました。その多くが、アフタースクールと連動していて、ちょうどキンダー入学前だったので9月からのアフタースクール選びにも役立ちました。ただし、色々やりすぎたので子供にとっては目まぐるしすぎたようです。9歳の今ではサマーキャンプの希望は子供本人が出してきます。
学校では学べないユニークな知識や経験が得られる市内型キャンプ
─お泊まりキャンプの場合はどうでしょうか?
小学2年生時から毎年YMCAフロストバレーの日本語キャンプを利用しています。期間は2週間。子供とよく相談した結果、「行きたい」と言うのでお友達と一緒に参加しました。重要なのは子供の気持ち。お子さんの心の準備がないと「お泊まり」はまだ早いかもしれません。
フロストバレーでは、何か問題があった場合に先方から連絡してくる以外は、子供との交信が基本的にできません。最初は親の方が心配で、毎日更新されるキャンプのブログに子供の写真が上がるのを心待ちにする日が続きました。子供の方は案外すんなり馴染んでいて、キャンプから帰ってきたら、お店で自分から注文できるようになるなど行動力がアップ。自分に自信がついたようです。今ではフロストバレーは彼女にとって欠かせない夏の行事になっていて「今年は友達と一緒でなくても行く。ジュニアカウンセラー(準指導員)になりたい」とまで言っています。
普段は味わえない大自然の魅力を体感できるお泊まりキャンプ
─とにかく夏休みが長いんですよね。
はい。日本と違って6月の23日ごろに小中学校は終業。そこから9月のレイバーデー明けまで2カ月以上あります。我が家では、ニューヨークの学校が終わったら即、親子で日本に行って約1カ月体験入学します。ニューヨークに戻ってきたら、市内のサマーキャンプとお泊まりキャンプを組み合わせるというプランを立てています。
─かなり綿密な計画を立てていますね。
そうですね。キャンプを成功させるためには、早めの計画が第一です。ちょうど2月頃から募集が始まるので今から考え始めるといいと思います。と言うのも、年々キャンプ代が上がっている中、子供に合いそうで良質のサマーキャンプは、すぐ満員になってしまうからです。中には市が地域の公立校と共同運営している無料のデイキャンプもあって夏休みに一時帰国や大きな旅行を計画していないご家庭には便利なのですが、これは全行程、休みなく参加するのが条件で、やはり夏の計画を早めに立てておかないと上手に利用できません。
─キャンプは必要ですか?
うちはかつて共働きだったので必要にかられて始めました。キャンプに行かないとなると米国の場合、法律で子供だけを家に残しておけないためベビーシッターさんを雇わないとならず、それはそれでお金がかかります。なので、チャイルドケアの観点からもキャンプは必要ですね。「2月に夏休みのことなんて…」と思われるかもしれませんが、今から準備しておくに越したことはありません。
<お話を聞いた人>
鈴木宏子さん
バイリンガル2児の母(長女9歳と次女4歳)。ニューヨーク在住15年。平日は地元の学校、土曜日は日本語学校へ通わせ日本語教育にも力をいれている。また家族でキャンプや海水浴、釣り、スキーなどへ行き自然との触れ合いを大切にしている。
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