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バレンタインシーズンはチョコレート専門店が期間限定商品を販売。芳醇なカカオの香りとハートをモチーフにしたロマンチックかつクラシックなアプローチ、口の中でとろける甘いチョコレートのギフトは愛も絆もより一層深まる存在として欠かせないもの。パートナーへだけでなく、友人や家族へ、または自分へのご褒美にも最適なチョコレートを紹介。
産地やプロセスにこだわった 自然派チョコレート
ザ・メドウ
ポートランドの本社で製造している同店オリジナルのチョコレート。材料は全てオーガニックにこだわり自然な甘さでカカオの美味しさが感じられる
ソーホー地区にあるザ・メドウは産地や職人にこだわった手作り素材の塩やチョコレート、ビターズ&カクテルなどを扱うショップ。オーナーであるマーク・ビクターマンさんは、ライフワークである旅を20年以上続けたのち、世界各地で出会ったものを集めた食のセレクトショップを2006年にオレゴン州・ポートランドにオープン。同店はそのニューヨーク店として同地区に誕生。
マークさんは、塩ソムリエとしてレストランやシェフに塩の使い方をレクチャーしたり、メニュー開発などのコンサルティング業務も行い、フランス料理協会やル・コルドンブルーで講師も務めている。また、塩やチョコレート、カクテルなどに関する著書を多数もつ作家でもあり、2010年に出版した『Salted』が食のオスカーと言われる権威ある賞のジェームズ・ベアード賞を受賞している。
そんな同店を語る上で、チョコレートの存在も欠かせない。カカオ豆がチョコレートになるまでの工程を一つの工房で手掛ける「Bean to Bar」をコンセプトに、農家や職人、プロセスにこだわったチョコレートのみを扱っているのだ。ダークチョコレートや砂糖不使用のものが圧倒的に多くナチュラル嗜好のパートナーにぴったりのギフトだ。
ショコラ・ボナは1884年にフランスで創業。世界中で35の異なる農園と協力して高品質なチョコレートバーを製造。写真はボナ・ハイチ
砂糖不使用でデーツで甘味をつけたスプリング・アンド・マルベリーは、植物由来やグルテンフリーにもこだわっている。写真はミックスベリー味
手頃な一口サイズのチョコレートも並ぶ
生花の販売もしているので、チョコレートを合わせて花束のプレゼントもできて一石二鳥
The Meadow
240 Mulberry St.
TEL: 212-645-4633
創業100年のニューヨーク生まれの老舗店
ライラック・チョコレート
大きなハート型のボックスに愛もチョコレートもぎっしりと敷き詰められたこの時期の人気チョコレート
昨年、創業100周年を迎えたマンハッタン最古のチョコレートブランドであるライラックチョコレートは、少量生産といえども120種類を超えるチョコレートを扱っている老舗店。バレンタイン限定商品の中には巨大なハート型のボックスに41個、63個、最大210個ものチョコレートの詰め合わせたものや、赤やピンクカラーをあしらったミニハートボックスなどが揃う。現在はマンハッタン区とブルックリン区に合わせて6店舗ある。
「バレンタインノンパレイユ」は赤やピンクカラーの砂糖がトッピングされた華やかなチョコレート
胸にハートをあしらったチョコレートベア。子供へのギフトにも喜ばれそう
可愛らしいボックスにメッセージがついた「ハートトーク」は3つのカラーが揃う
Li-Lac Chocolates
(グランド・セントラル・ターミナル店)
89 E. 42nd St.
TEL: 212-924-2280
フランス生まれの高級チョコレートで大人のセンスをアップ
ラ・メゾン・デュ・ショコラ
シャンパン入りチョコレートは大人のギフトに
「ガナッシュの魔術師」と呼ばれたロベール・ランクスさんが1977年にパリで創業したショコラ専門店。高級なチョコレートをはじめ、マカロンや焼き菓、ソルベなども人気がある。甘さを控えて、砂糖と生クリームの過度な使用のない洗練された大人の品格を持たせることで、純粋かつ気品あるチョコレートの姿を実現。定番人気のガナッシュやプラリネ、トリュフの詰め合わせは、グルメが集まるホームパーティーの手土産にもぴったり。