今話題のプランタンニューヨーク
今年3月下旬に、160年の歴史を持つフランスの百貨店プランタン(PRINTEMPS)が、ウォール街に米国初出店を果たした。「百貨店ではない」をコンセプトにした小売りの新時代を切り開く新しいリテールモデルを目指す、今号ではそんな話題のプランタンニューヨークの魅力を探ってみた。
バレンタインシーズンはチョコレート専門店が期間限定商品を販売。芳醇なカカオの香りとハートをモチーフにしたロマンチックかつクラシックなアプローチ、口の中でとろける甘いチョコレートのギフトは愛も絆もより一層深まる存在として欠かせないもの。パートナーへだけでなく、友人や家族へ、または自分へのご褒美にも最適なチョコレートを紹介。
産地やプロセスにこだわった 自然派チョコレート
ザ・メドウ
ポートランドの本社で製造している同店オリジナルのチョコレート。材料は全てオーガニックにこだわり自然な甘さでカカオの美味しさが感じられる
ソーホー地区にあるザ・メドウは産地や職人にこだわった手作り素材の塩やチョコレート、ビターズ&カクテルなどを扱うショップ。オーナーであるマーク・ビクターマンさんは、ライフワークである旅を20年以上続けたのち、世界各地で出会ったものを集めた食のセレクトショップを2006年にオレゴン州・ポートランドにオープン。同店はそのニューヨーク店として同地区に誕生。
マークさんは、塩ソムリエとしてレストランやシェフに塩の使い方をレクチャーしたり、メニュー開発などのコンサルティング業務も行い、フランス料理協会やル・コルドンブルーで講師も務めている。また、塩やチョコレート、カクテルなどに関する著書を多数もつ作家でもあり、2010年に出版した『Salted』が食のオスカーと言われる権威ある賞のジェームズ・ベアード賞を受賞している。
そんな同店を語る上で、チョコレートの存在も欠かせない。カカオ豆がチョコレートになるまでの工程を一つの工房で手掛ける「Bean to Bar」をコンセプトに、農家や職人、プロセスにこだわったチョコレートのみを扱っているのだ。ダークチョコレートや砂糖不使用のものが圧倒的に多くナチュラル嗜好のパートナーにぴったりのギフトだ。
ショコラ・ボナは1884年にフランスで創業。世界中で35の異なる農園と協力して高品質なチョコレートバーを製造。写真はボナ・ハイチ
砂糖不使用でデーツで甘味をつけたスプリング・アンド・マルベリーは、植物由来やグルテンフリーにもこだわっている。写真はミックスベリー味
手頃な一口サイズのチョコレートも並ぶ
生花の販売もしているので、チョコレートを合わせて花束のプレゼントもできて一石二鳥
The Meadow
240 Mulberry St.
TEL: 212-645-4633
創業100年のニューヨーク生まれの老舗店
ライラック・チョコレート
大きなハート型のボックスに愛もチョコレートもぎっしりと敷き詰められたこの時期の人気チョコレート
昨年、創業100周年を迎えたマンハッタン最古のチョコレートブランドであるライラックチョコレートは、少量生産といえども120種類を超えるチョコレートを扱っている老舗店。バレンタイン限定商品の中には巨大なハート型のボックスに41個、63個、最大210個ものチョコレートの詰め合わせたものや、赤やピンクカラーをあしらったミニハートボックスなどが揃う。現在はマンハッタン区とブルックリン区に合わせて6店舗ある。
「バレンタインノンパレイユ」は赤やピンクカラーの砂糖がトッピングされた華やかなチョコレート
胸にハートをあしらったチョコレートベア。子供へのギフトにも喜ばれそう
可愛らしいボックスにメッセージがついた「ハートトーク」は3つのカラーが揃う
Li-Lac Chocolates
(グランド・セントラル・ターミナル店)
89 E. 42nd St.
TEL: 212-924-2280
フランス生まれの高級チョコレートで大人のセンスをアップ
ラ・メゾン・デュ・ショコラ
シャンパン入りチョコレートは大人のギフトに
「ガナッシュの魔術師」と呼ばれたロベール・ランクスさんが1977年にパリで創業したショコラ専門店。高級なチョコレートをはじめ、マカロンや焼き菓、ソルベなども人気がある。甘さを控えて、砂糖と生クリームの過度な使用のない洗練された大人の品格を持たせることで、純粋かつ気品あるチョコレートの姿を実現。定番人気のガナッシュやプラリネ、トリュフの詰め合わせは、グルメが集まるホームパーティーの手土産にもぴったり。
新商品「ラズ&#
Combo A(1lb Crawfish + 1lb Shrimp)&#
駐妻A・アヤ :
今話題のプランタンニューヨーク
今年3月下旬に、160年の歴史を持つフランスの百貨店プランタン(PRINTEMPS)が、ウォール街に米国初出店を果たした。「百貨店ではない」をコンセプトにした小売りの新時代を切り開く新しいリテールモデルを目指す、今号ではそんな話題のプランタンニューヨークの魅力を探ってみた。
いつだってキレイでいたいっ! 日系人に優しい! 最新「プチ整形」事情
男女問わず、いつでも若々しく美しくいたいという気持ちは誰にでもあるもの。しかしながら、美容整形大国の米国とはいえ、人種や肌タイプの違い、費用の高さや言葉の壁など、ローカルの美容皮膚科や美容外科に通うのはちょっぴり不安…。そんな読者の声にお応えし、今夏の日本一時帰国の際にも使える、日本の最新「プチ整形」事情をご案内していきます!
大人も楽しいブロードウェーミュージカル
ニューヨーク演劇界のアカデミー賞と言われる第78回「トニー賞」の発表(6月8日)が近づいてきた。コロナ禍による低迷から完全復活したブロードウェー劇場はどこも連日満席の賑わい。毎晩、40以上の舞台で超一流の歌や踊りや悲劇喜劇が繰り広げられている。ファミリー向けでロングランの「ライオンキング」「アラジン」「ウィキッド」「ハリーポッター」は相変わらず人気トップだが、中には大人の鑑賞にふさわしい作品もある。比較的新しい舞台を中心に成熟世代が気になるブロードウェーをご紹介する。
私たち、こんなことやってます!
気になるビジネスを深掘りする連載企画。今回は「丁寧・フレキシブル・手頃な価格」で親しまれる引っ越し業者ターザンムービングの代表・ホセさんと、個々の状態に応じてカスタマイズした施術を行う、マッサージ・セラピストの秋山さんに話を伺った。