中国から日本に伝わり、禅宗の影響を受けて独自に発展した盆栽。米国では新型コロナウイルスのパンデミック以降、盆栽を身近に置いて鑑賞したり、趣味として始める人が増えているという。今週は日本が誇る伝統園芸、盆栽に注目してみた。
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街がクリスマスイルミネーションで彩られ、ホリデーシーズンを実感するこの頃。本号ではニューヨークで美味しく食べられるクリスマスケーキにフォーカス。日本人ならクリスマスの食卓にケーキは欠かせないはず! ( 取材・文 /菅 礼子)
パティシエに聞く!旬のクリスマスケーキ&スイーツは?
─クリスマスケーキの特徴は?
元々米国ではクリスマスケーキを食べる習慣があまりないんです。ユダヤ系はクリスマスを祝わないですし、クリスマスにケーキを食べるのはフランス系か日本人が多いです。米国ではクリスマスにクッキーやドライフルーツケーキを食べたり、イタリア系はパネトーネなど、その国によって食べるケーキも異なります。フランス系はブッシュドノエル、日本人はクリスマスにショートケーキを食べますが、米国はサンクスギビングのパイやバレンタイン、母の日にケーキを食べる習慣があります。
─近年のトレンドは?
ケーキもSNS映えするものがトレンドになっています。あとはカップルでも食べられるような小さいケーキ、2〜3人で分けられるサイズのものも人気です。日本人はクリスマスに苺のショートケーキを食べるのが定番ですが、最近では日本の美味しいフルーツが世界で認められてきたので、米国でも日本のフレッシュなフルーツを使ったケーキが食べられる機会も少しずつ増えてきました。もっともっと日本の苺のショートケーキをニューヨークでも広めていきたいです。また、フレンチペイストリーシェフの間では甘さを控えめにしたスイーツがトレンドですが、米国では甘いものが好まれるので、このトレンドは米国ではあまり感じないかもしれません。
─どんなクリスマスケーキを買えばいいですか?
クリスマス時期は田舎に帰ったり旅行に行く方も多いので、ピックアップを21日にしたいという要望も多く、すぐにケーキを食べない場合はフレッシュフルーツのケーキはオススメしません。ピックアップしてから2〜3日後に食べる場合はドライフルーツのパウンドケーキやチョコレートケーキ、焼いたチーズケーキをオススメしています。これらは少し置いた方が味が馴染んで美味しいんです。
今年発売の「モモヤ・ソーホー」のクリスマスケーキ
─お気に入りのケーキ屋は?
「メゾン・ド・ショコラ」のブッシュドノエルは美味しいです。クリスマスケーキが年によってあるお店とないお店がありますが、「アンジェリーナ」のモンブラン、「ラデュレ」のケーキ、その場で挟んでくれる「スイート・リハブ」のミルフィーユ、「カフェ・サバスキー」のザッハトルテは好きです。
─植松さんが作るスイーツの特徴は?
フレンチペイストリーの技術を使いながら素材や文化、手法などで日本の要素を入れていきます。日本の要素はストレートに出し過ぎず、米国人が好むテイストを解釈してスイーツに落とし込みます。「モモヤ・ソーホー」ではパフェを提供しているのですが、昨年の冬は「鶴の恩返し」、春は「お花見」、夏は「夏祭り」、秋は「紅葉」をテーマにしました。なぜパフェかというと、米国人の方はお寿司を食べた後にリフレッシュのためにアイスを食べたくなるようなんです。なのでソルベなども入れて爽やかなテイストに仕上げ、繊細なデコレーションで日本らしさを演出しています。
芸術的な見た目の季節のパフェ(28ドル)
<お話を聞いた人>
植松のりえさん
モモヤ・ソーホー パティシエ
料理専門学校を卒業後、静岡の東急ホテルでペイストリーシェフとしてキャリアをスタート。2004年にニューヨークへ渡米。「メゾンカイザー」「茶庵」でパティシエとして活躍し、現職に至る。
Instagram: @norie_uematsu
Momoya Soho
47 Prince St./TEL: 646-429-9315
来春には「モモヤ」のお寿司とスイーツに特化したお持ち帰り専門店「ハッピーツナ」がミッドタウン地区にオープン予定。
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中国から日本に伝わり、禅宗の影響を受けて独自に発展した盆栽。米国では新型コロナウイルスのパンデミック
ようやく気温も安定してきた5月。晴れた日は芝生の上でピクニックするのが気持ちいい季節。ピクニックとい
中国から日本に伝わり、禅宗の影響を受けて独自に発展した盆栽。米国では新型コロナウイルスのパンデミック以降、盆栽を身近に置いて鑑賞したり、趣味として始める人が増えているという。今週は日本が誇る伝統園芸、盆栽に注目してみた。
ようやく気温も安定してきた5月。晴れた日は芝生の上でピクニックするのが気持ちいい季節。ピクニックといえども時には一つおしゃれに盛り上げたいもの。ここ2、3年で急成長しているピクニックビジネスの実態を覗いてみた。ランチやスナックを用意して、さぁ公園へいこう。
大谷翔平選手の一挙手一投足から目が離せない。スポーツ報道でLAドジャースの名前を見ない日はない。5月1日現在の勝率・621でナ・リーグ西部地区トップ。そのドジャースが、5月末には対NYメッツとの3連戦、6月には対NYヤンキースとの交流戦で当地にやって来る。NYジャピオン読者としては憎き敵軍なるも大谷選手の活躍に胸が熱くなる複雑な心境。だが、LAドジャースの「旧姓」はブルックリン。昔はニューヨークのチームだったのだ。
あちこちに花も咲き乱れ、4月に入りニューヨークにも春が到来した。本号ではこれからの季節、屋外でも楽しめるピックルボールを紹介する。テニスよりも狭いスペースで出来るピックルボールはここ数年、ニューヨークでも人気だ。