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テニス女子に聞きました!
2022年度のNYSPHSAA(ニューヨーク州公立学校体育教育委員会)第1リーグ・サフォーク郡ダブルス部門で優勝。同年、全サフォーク郡ダブルス部門で3位、州大会ダブルス部門で32位になったテニス女子、デックマン綾さん(14)に、テニスを始めたきっかけやテニスの面白さ、USオープンテニスについて聞いた。
─テニスを始めたきっかけは?
「姉と2人で楽しめるスポーツ」ということで始めました。他のチームスポーツは土曜も練習や試合などが詰まっていて、日本語の補習校に通いながら続けるのは無理だったせいもあります。
─綾さんにとってのテニスの面白さは?
ダブルスの場合は、選手それぞれに得意とするプレイがあって、戦い方にも違いがあるので、面白いです。個人プレイの結果だけではなく、全員がチームの成績に貢献できるのも楽しいです。
─テニスを始めたことで、自分の性格や考え方は変わりましたか?
試合中のプレッシャーに負けないように気持ちを落ち着かせること、最後の点を取るまで絶対に諦めないことが大切だと学びました。
綾さんの試合の様子はロングアイランドとニューヨーク市のニュースをカバーする新聞、
ニュースデー2022年10月6日付のスポーツ欄にも掲載された(写真: Peter Frutkoff)
─今年のUSオープンには行きますか?
テレビで観ます。高校女子バーシティの試合が8月28日から始まるので、会場に行くのは難しいと思うので。でも、友人たちが「ボールボーイ」をするので、もし時間があったら応援に行きたいです。
─好きな選手または応援している選手は?
大坂なおみ、カルロス・アルカラスです。ふたりとも技術、精神力、体力が素晴らしいと思います。
─過去のUSオープンで印象に残った試合は?
2019年6月28日に行われたセリーナ・ウイリアムズ対キャサリン・マクナリー戦を家族みんなで会場で観ました。ファンの声援、ボールがラケットに当たる音、選手の息遣いやプレイを目の当たりにして、衝撃を受けました。特にセリーナの粘り強いプレイとユニークなファッションが良かったです。会場では「ネットジェネレーション」という子ども向けのプログラムに参加して、実際にUSオープンのコートでボールをヒットする機会もありました。すごくドキドキしました。
─今後の目標は?
勝敗にこだわらず、今までに習った技を使ったり試したりしながら自分のプレイを磨いていきたいです。去年の州大会では1回戦で負けてしまいましたが、今年はもっと勝ち進みたい。ダブルスのパートナーが来年高校を卒業するので、彼女と一緒にもう一度チャレンジしたいです!
デックマン綾さん
ハンチントン・インドア・テニス、スポーツ・タイム-キングス・パークでテニスを学ぶ(テニス歴は10年)。
9月からロングアイランドのハーバーフィールド高校に入学。(写真: 本人提供)
<USオープンテニス>知っとくと便利なことあれこれ
■ チケット購入
チケットマスターとリセールサイトのスタブハブ(stubhub.com)を使い分けるのがコツ。準決勝や決勝までに注目選手が敗退すると、チケットが売りに出されることも。レイバーデー明けの2週目からは夏休みが終わることもあり、比較的安くなるようだ。
■ 日程の予想
初日と2日目のスケジュールは前週の木曜または金曜午後ごろ、公式ウェブサイトとアプリで発表される。ここで発表された組み合わせを基に、応援している選手が準々決勝までどの日程で戦うかを予想することができる。すなわち、初日に組まれた選手は3、5、7、9日目に、2日目に組まれた選手は4、6、8、10日目にプレーする。
■ 開門は午前10時。午後5時までに入場すること。
■ ファンアクセスパスのチェックインは東ゲート左側。
■ 入場前にセキュリティチェックあり。手荷物の規則は事前に公式ウェブサイトで要確認。
オッズで予想する今年の勝者
2019年からスポーツベッティング(賭博)が合法となったニューヨーク。USオープンテニスなど大きな大会では開幕前からベッティングも白熱している。競馬同様、オッズが低いほど人気、すなわち「本命」とされ、その逆に高いほど人気がない「穴」ということになる。スポーツベッティングの情報サイト、リーガル・スポーツ・レポートが予想する今年の勝者は? *8月1日時点
男子シングルス
カルロス・アルカラス(スペイン) +120
ノバク・ジョコビッチ(セルビア) +130
ダニール・メドベデフ(ロシア) +450
ニック・キリオス(オーストラリア) +900
ヤニック・シナー(イタリア) +1200
ホルガー・ルーネ(デンマーク) +1400
キャスパー・ルード(ノルウェー) +1600
ステファノ・チチパス(ギリシャ) +2000
女子シングルス
イガ・シフォオンテク(ポーランド) +250
アリナ・サバレンカ(ベラルーシ) +500
エレーナ・リバキナ(ロシア) +600
ジェシカ・ペグラ(アメリカ) +1400
オンス・ジャバー(チュニジア) +1400
コリ・ガウフ(アメリカ) +1400
ペトラ・グビトバ(チェコ) +2000
ミラ・アンドレーバ(ロシア) +2000
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