今週からプロリーグの新シーズンが始まったアイスホッケー。スピーディーな試合展開とフィジカルテンションが最大の魅力だが、TVで観るのと実戦をナマで観るのがこれほど違うスポーツもない。今年こそ、アリーナに足を運んでアイスホッケーを観戦してみよう。
氷の上で挑戦&#
オールバニには、政府や歴史に関係する名所だけでなく、地元の人からも愛されている、街を象徴する場所がある。今回は代表的な2カ所を紹介する。
ダッチ・アップル・クルーズ
オールバニ観光をするなら、まず外せないのは、ダッチ・アップル・クルーズ社による、ハドソン川の観光クルーズだろう。
「現在のオールバニエリアを植民地にしていたオランダ(ダッチ)と、ニューヨークを指すリンゴが、ダッチ・アップル・クルーズ社の名前の起源です」と話してくれたのは、オーナーであるメリッサ・ヘイガン・レナさん。同社は1986年に設立し、2000年に前オーナーから、メリッサさんの旦那さんで共同オーナーのアンソニーさんの家族へと引き継がれた。
現在、同社ではガイドの案内を聞きながら観光する昼の通常クルーズと、サンセットツアー、その他に不定期で特別イベントを開催している。
「クルーズ参加客の割合は、通常であれば観光客と地元住民が半々くらいですが、コロナ禍の影響で現在は地元住民の割合が増えています」とメリッサさん。クルーズ船は、誕生日や結婚式のパーティーで貸し切ることもでき、地元住民からも親しまれている。約35年もの間、オールバニに根付くクルーズツアーは、街を代表する屋外アクティビティーだ。
クルーズに参加しよう!
ツアーが始まると、船はオールバニ市街を眺めることができるように、一度、川を北上する。その後、街を離れて工場地帯を通り抜け、南に下っていく。
乗船中は、オールバニエリアの開拓の歴史や船内から見える景色について、ガイドが時折クイズを交えながら紹介。「ハドソンがハドソン川を探検したのはいつ?」との問いに、すぐさま客席から「1620年代のどこか!」との勢いある回答が上がるも、「残念、正解は1609年です!」と盛り上がる場面も。
じきに、川の両岸は気持ちのいい夏の自然風景へと変わった。運が良ければ、ワシが飛んでいるのを見ることができるそう。1時間半のクルーズは、あっという間に感じた。
船内では、ガイドの声に耳を傾けながら景色を鑑賞する人や、食事とお酒を楽しむ人もいて、過ごし方は自由。赤ちゃんを連れた家族や、犬を連れて乗船する人もいた。アットホームな雰囲気を味わうと、何度もクルーズに参加したくなる気持ちが分かる。オールバニで生まれた船体に乗って、心ゆくまでゆったりとした時間を満喫しよう。
Dutch Apple Cruises
1 Quay St., Albany, NY 12202
dutchapplecruises.com
ナイン・ピン・サイダー・ワークス
ナイン・ピン・サイダー・ワークスは、2014年に設立。ニューヨーク市内はもちろんニュージャージー州のバーにも卸しているとのことで、トレードマークのリンゴのロゴを見掛けたり、すでにタップで飲んだことがあるという読者もいるのではないだろうか。
今回は、セールスマネジャーのジョシュア・ウェーランさんに話を聞いた。
オールバニをサイダー生産の拠点に選んだのは、ハドソンバレー北部がリンゴの生産が盛んで、同サイダリーの設立者が生まれ育った地域でもあるから。交通も便利で、農家へのアクセスもいいという。
同サイダリーは、ニューヨーク州の「ファーム・サイダリー法」によって認可された、州で最初のファーム・サイダリーだ。サイダーに使われる材料は、全て州内のパートナー農家から仕入れている。「僕らのサイダーを飲んで楽しむことが、ニューヨーク州の農業のサポートになります」と、ジョシュアさん。
ニューヨークを味わう
種類豊富な製品の中でも一番の人気は、同サイダリーを代表する「シグネチャー」。数品種のリンゴをブレンドして作られたハードサイダーは甘過ぎず、すっきりとした味わい。リンゴとショウガ、オレンジピールを使用した「ジンジャー」も人気。カロリーが気になる人のために、低カロリーの「ライト」シリーズも新登場。サイダー各種は、ウェブサイトでも購入が可能だ。
ちなみに、ナイン・ピン・サイダー・ワークスの名前の由来は、ハドソンバレーを舞台にしたリップ・バン・ウィンクルの伝説にまつわるという。9本ピンのボーリングに興じる男たちに混じって、お酒をたらふく飲み眠ってしまい、起きたら20年が経過していたウィンクル。おいしいからとつい飲みすぎて、眠ってしまわないようにご注意を!
Nine Pin Cider Works
929 Broadway, Albany, NY 12207
ninepincider.com
氷の上で挑戦&#
今年で13回目を
ゲーリー・森&#
今週からプロリーグの新シーズンが始まったアイスホッケー。スピーディーな試合展開とフィジカルテンションが最大の魅力だが、TVで観るのと実戦をナマで観るのがこれほど違うスポーツもない。今年こそ、アリーナに足を運んでアイスホッケーを観戦してみよう。
安定したインターネット環境と自宅のパソコンやタブレットを使用して、海外からいつでも受講できるという便利さが魅力の通信教育。バイリンガル学習や帰国子女のための日本の教材・教育が揃う通信教育の魅力をリサーチ。
自然のリサイクル活動を生かしたミニチュアガーデン、テラリウム。5月に特集した盆栽と並んでパンデミック以降、ジワジワ人気上昇中のエコな園芸にズームイン!