巻頭特集

最新トレンド!ニューヨークらしい 秋冬ファッション

先行きが不安な今年の秋冬だからこそ、自分らしいおしゃれで、毎日を明るく過ごしたい!日本に一時帰国するのを控えている人も多い今年は、あえて「ニューヨークらしい」ファッションを楽しんでみない?


 スタイリストのカリあすかさんが指南!

季節のオシャレを楽しむコツ

春夏、秋冬と半年ごとに移り変わるトレンドでは、「自分らしさ」を軸に、今らしさを加えるヒントを取り入れるのが、センスのあるオシャレ。今らしいかどうかと合わせて、そのトレンドが過ぎ去った時、来年、再来年も着たいと思えるデザインかどうかということも考えたい。

NYブランドを着よう

ニューヨークでデザイン・縫製された服を年中、いつでも気軽に楽しめるのは、ここ、ニューヨークに暮らす人たちの特権だ。自分好みのニューヨークブランドを見つけることができたら、ニューヨーカーの仲間入り。

敷居が高く感じがちだが、価格帯は幅広く、デザインもシンプルなものからアーティスティックなものまでさまざまなスタイルに出合うことができる。街を歩くときは、いつもより少し周りを見渡してみよう。いつも歩いている道で、すてきなブランドとの出合いが待っているかもしれない。

秋冬のポイント、フリンジ

動きに合わせて揺れるフリンジは、コーディネートに遊びをプラスしてくれる。全身にフリンジが施されているものよりも、すそや装飾として部分的に使われているものの方が初めてでも取り入れやすく、飽きにくいのでオススメだ。コーディネートのポイントとして、ジャケットやブーツなど、いろんな服や小物と合わせて楽しんでみよう。

*フリンジ*

顔周りを華やかにする色

ビデオカンファレンスやオンラインイベント、友達・家族と話す時など、今年はビデオ通話を使う機会が増えたという人が多いのではないだろうか。自分の肌に合った鮮やかな色を取り入れることで、画面越しに明るい印象を与えることができる。

寒くなるにつれて、黒いアウターを着る機会が増えがちなニューヨークだが、インナーやスカーフ、バッグなどの小物に差し色を合わせるだけでも、一気に華やかさがプラスされる。自分の好きな色を取り入れて、寒く長い冬を明るく乗り切ろう。

*明るい差し色*

長い冬の楽しみ、アウター

気温が下がるにつれ、手放せなくなるアウター。冬が長いニューヨークだからこそ、防寒だけでなく、デザインにもこだわりたい。

シルエットや色、柄がすてきなアウターは、着ている時も、ハンガーに掛けて眺めている時も、心が弾む。日中と夜で寒暖差のあるニューヨークの初秋は、アウトドアダイニングにも備えて、暖かいアウターを持ち歩こう。

*すてきなアウター*

カリあすかさん

ニューヨークを拠点とする、パーソナル・スタイル・コンサルタント、クローゼットスタイリスト。
普段着から仕事着、ウエディングやレッドカーペットなどの特別なイベントまで、「あなたらしさ」を大切にした、人にも地球にも優しいスタイリングを提案している。
パーソナルカラー診断や、クローゼット整理のサービスも。
asukamstyle.com

NYジャピオン 最新号

Vol. 1273

トランプ大統領による新政権 第2章が遂に動き出す

米大統領選挙は今月5日投開票され、米東部時間6日午前5時30分過ぎに共和党候補のドナルド・トランプ前大統領(78)の勝利が確実となった。一方、民主党候補だったカマラ・ハリス副大統領は6日午後、首都ワシントンで演説し敗北を認めた。支持者らに向け、理想のために戦うことを「決してあきらめない」よう訴え、「この選挙結果は私たちが望んだものではない」としながらも、平和的な政権移譲が必要だと強調した。1期目とは全く異なると言われるトランプ政権2期目の行方はいかに。

Vol. 1272

リトルポルトガル味めぐり

ニュージャージー州ニューアークはポルトガルからの移民とその子孫が多く暮らしていることで有名だ。今週は日本人の舌にも合うポルトガルの味を探訪、併せてリトルポルトガルの成り立ちにも迫る。

Vol. 1271

冬に飲みたくなる、贈りたくなる ウイスキー魅力再発見

ウイスキーといえば、近年ジャパニーズウイスキーが世界で注目を集め、希少価値も上がっているようだ。ウイスキーには、シングルモルトや、ブレンデッド、グレーンなど種類によって味が異なり、銘柄ごとの個性を楽しめるのも魅力だ。そこで今回は、ニューヨークでウイスキーの魅力を再発見してみよう。