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アメリカ・ニューヨーク州のスポーツベッティング収益が全米No.1を記録し、スポーツベッティングユーザーも1,900万人以上にまで到達しました。
過去のニューヨーク州は賭博行為に対して消極的な姿勢を持ち、同州北部にある4つのオンラインカジノでしかスポーツベッティングを提供していませんでした。しかし全米に広がるスポーツベッティング熱、違法ブックメーカーの排除、莫大な税収などを目的としてスポーツベッティングアプリを2022年1月に解禁。
2024年3月、ニューヨーク州のスポーツベッティング市場はまだまだ急成長を続けています。
今回はアメリカ・ニューヨーク州におけるスポーツベッティングアプリの導入状況、最新スポーツベッティングの傾向、大学スポーツへの賭け制限、将来の展望と変化などについて解説します。
現在のニューヨーク州ではFanDuel SportsbookやDraftKings Sportsbook、Bally Betなど全8社のスポーツベッティングアプリを利用できます。ただしニューヨーク州のスポーツベッティングで遊べるのは21歳以上で、ニューヨーク州に居住している必要があります。そんなニューヨーク州でスポーツベッティングアプリを運営するためにはライセンスの取得が必要不可欠で、十分な利益をもたらす高い信用性やシステム構築などを考慮し発行されます。ライセンス契約には最初に$2,000,000(約2億9,000万円)を支払いし、スポーツベッティングアプリの利益に対し51%の納税義務が課せられます。
ニューヨーク州のスポーツベッティングで人気のスポーツは「ベースボール(MLB)」「アメリカンフットボール(NFL)」「バスケットボール(NBA)」「アイスホッケー(LNH)」で、いわゆる北米4大プロスポーツリーグと呼ばれています。最近ではサッカー(MLS)の人気も急上昇中で、スポーツベッティングでも多く賭けられています。MLBではヤンキース、メッツ、NFLはジャイアンツ、ジェッツ、NBAはニックス、ブルックリン・ネッツ、LNHはレンジャーズ、ニューヨークアイランダーズなどがニューヨーク州の人気チームです。またスポーツベッティングの賭け方はマネーライン(勝敗予想)、アウトライト(優勝チーム予想)、オーバーアンダー(合計スコア予想)などが人気です。
ニューヨーク州のスポーツベッティングはプロリーグのみが対象で、熱狂的なサポーターが多いものの大学スポーツには賭けられません。大学スポーツの賭けが制限されている理由、それは将来有望なアマチュアスポーツ選手を外部の圧力から守るためです。これはアメリカ連邦法「プロ・アマスポーツ保護法」によって定められ、ネバダ州を除き原則として大学スポーツの賭けを禁止しています。
ニューヨーク州のスポーツベッティング市場は今後もさらなる成長が予測されるため、2024年に14社、2025年には16社まで増やす法案が提出されました。スポーツベッティングの拡大が認められれば、現在の税率51%から25%に引き下げられる予定です。さらにフリーベットやボーナスプロモーションを利用した賭けを起因とした収益に対しては非課税になるため、事業者は積極的な新規ユーザー確保に力を入れられるようになります。
まだまだニューヨーク州のスポーツベッティングは下火になる気配すら見えません。この法改正が行われれ、事業者が増えることでより一層スポーツベッティングファンが増加し、今まで以上にアメリカスポーツの活性化に繋がるでしょう。
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スポーツベッ&#
野球は、約200年
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女子プロレスの窮地に彗星のごとく現れた「ビューティ・ペア」や「クラッシュ・ギャルズ」を覚えている人も多いだろう。1987年からWWEに参戦し海外での活躍を牽引したJBエンジェルス(山崎五紀&立野記代)、94年には女帝ブル中野がWWEに参戦しWWE世界女子王座を獲得するなど大活躍。女子プロレス先進国である日本のレスラーたちは、つねに世界の女子プロレスを牽引する存在だったのだ。そして長い年月を得て再び、日本の女子プロレスが海外で注目されているその実態を取材。