寒くて長いニューヨークの冬は温かいスープと麺でも啜りたくなる季節だ。しかし寒い時の外食は避けたいもの。そんな時は自宅で手頃に食べられて身体を温められるインスタントラーメンはいかが? 今回は知られざるインスタント麺の誕生秘話からアレンジレシピまで紹介。
今月のテーマ:カイロプラクティックで健康な体づくり(Vol.23) 現代に生きる老若男女が健康でいる
介護のプロフェッショナルがアメリカ在住邦人に向けて、遠隔介護または親の介護とどう向き合っていくのかを紹介。
介護している家族や友人への声のかけ方は?
介護は平均すると10年間と厚生労働省のデータで出ています。これは平均寿命から健康寿命を引いたものです。介護とは短期ではなく長期にわたって続きます。その間、介護をされている本人の心身の状況も変わってきますが、介護をしている側の人にとっては疲れが出てきたり、背負い過ぎたりするケースが多くみられます。今回は「介護をしている人」への声かけについてご紹介します。
家族や友人への声のかけ方。主介護者に「大丈夫?」はNGワード?
家族の中で主介護者(リーダー的存在)は、親本人への対応や外部との交渉など日常で様々な選択や決断をしながら介護をしています。それらは肉体的にも精神的にも、かなりの負担となっています。そして、主介護者となる人は、しっかり者と言われている人が多く、周りの人に迷惑をかけないように、自分が頑張らなければ! 自分がなんとかしなければ! と色んなことを背負ってしまいがち。肩に力が入り、本人も気付かぬうちに疲労困憊していることも。そんな状態を見て周囲の人から「大丈夫?」「無理してない?」と声をかけられると「大丈夫!」「私は強いから」「私ならできる」と答えてしまい、弱音が吐けなくなって増々介護の負担を背負うループに入ってしまいます。
声かけは「共感」がポイント。周囲の人は聞き役になり、情報提供と気分転換を促す
主介護者は、頑張り屋さんが多く周囲の人に心配をかけないように自分だけで重荷を背負うケースが多いものです。そんな時の声かけのポイントは「共感」です。「介護ってキツイよね」「高齢の親は頑固だもんね」「本当に疲れるよね」など、まずは主介護者が気持ちを吐き出せる環境を作りましょう。「自分の話を聞いてくれる人がいる」「自分のことを分かってくれる」と思えるだけで精神的にかなり楽になります。
はじめは、ただ話を聞いてあげるだけでいいのです。そして、聞き役に徹することで親本人や主介護者の現状を把握することもできます。その上で、外部の使えるサービスや相談先などを伝えて、介護の負担を減らせるように提案していきましょう。
また、たとえ様々なサービスを使っていたとしても家族にしかできないことが沢山あります。介護をする側にとっては、頭の中で常に親の介護のことを考えていることも。ここで大切なのは「息抜き」です。近場の温泉に行ったり、美味しい食事を楽しんだり、非日常を味わうことでリフレッシュできます。親の介護から離れる時間を作ることはとても大事なことです。地域には介護される人(親)を短期で預かってくれるショートステイ(短期滞在)を実施している所も多くありますので、利用したい場合には親御さんがお住まいのエリアにある地域包括支援センターに問い合わせてみましょう。
介護は長期戦
介護を家族だけでなんとかしようと思いがちですが、それは無理です。疲れ果ててしまいます。今はインターネットで情報が溢れていますが、確かな情報を掴み、一つずつ解決していくにはプロの力を使うことが大切です。
サロンドハースのご相談者で欧州から日本のご両親の遠距離介護をされている方からいただいたお声をご紹介します。「今年の初めからお世話になってから、今まで抱えていた重い気持ちが一気に軽くなり、落ち着いて生活できるようになりました。有難うございます。これからまだ色々と心配なこともありますが、皆様のおかげで何とかやっていけそうです。」
不安や疑問を抱いた時には私達を思い出してください。私達プロフェッショナル集団はバックヤードでいつもあなたを応援しています。親御さんもご家族も安心で安全なより良い暮らしができますよう祈っています。
● ● ●
サロンドハースでは、日本への本帰国や日本にいる親の老後・介護問題、変化する日本の住宅事情、資金調達など、年々増える皆様の不安や疑問を共に考え、学び、安心に繋ぐためのセミナーを毎月レギュラーで開催しております。また、個別相談も実施していますので、ぜひ、ご活用ください。
横畠文美(よこばたけあやみ)
一般社団法人Hearth代表理事。国際介護アナリスト。前職の㈱ベネッセスタイルケアにて新規老人ホームの立ち上げや広報等に携わる。41歳の時に「世界のご高齢者の暮らし」をレポートしながら夫婦で7カ月間かけ世界一周。訪れた高齢者施設は世界各国で200カ所以上、取材したご高齢者やご家族は2,000人を超える。「介護を通じて日本と世界を幸せに」をモットーに活動中。
今のうちに知りたい!親の介護×不動産セミナー
「アメリカでの不動産売買の注意点」
9月28日(木)
午後9時~10時30分(EDT)
参加費: 10ドル
※参加者には後日、アーカイブと講師が使った資料をプレゼント。
※参加費は経費を除き、海外在住の子ども達やシニアの為に寄付します。
日本の介護・実家の処分、相続など各種相談はコチラまで!(初回相談無料)
一般社団法人Hearth(ハース)
総合窓口(日本)hearth777@gmail.com/81-90-1402-1738
公式LINE始めました。
最新情報をお届けします。
今月のテーマ:カイロプラクティックで健康な体づくり(Vol.23) 現代に生きる老若男女が健康でいる
在米日本人の健康と医療をサポートする「FLAT・ふらっと」がお届けする連載。アメリカで健康な生活を送
今月のテーマ:赤ちゃんのカイロプラクティック治療 =後編=(Vol.22) 現代に生きる老若男女が健
寒くて長いニューヨークの冬は温かいスープと麺でも啜りたくなる季節だ。しかし寒い時の外食は避けたいもの。そんな時は自宅で手頃に食べられて身体を温められるインスタントラーメンはいかが? 今回は知られざるインスタント麺の誕生秘話からアレンジレシピまで紹介。
この秋ニューヨークの最大の話題といえば、先月オープンした「ウェグマンズ」のアスタープレース店をおいて他にない。人気全米一の栄誉に輝く地元密着型スーパーだが、今までネイビーヤードに店舗があっただけで、その実態がよく知られていなかった。ところが、ここにきて売り場総面積8万7000平方フィートのフルサイズ店上陸である。抜群に鮮度のよい青果類と最高級の精肉。デリカも充実。しかも店内には日本の「魚屋さん」もあるとか。徹底解剖してみる。
漫画やアニメは米国でも日本のカルチャーのパワフルさを感じる貴重なコンテンツでもある。本号ではこれから公開を控えるアニメや今後注目のアニメや漫画のイベントについて紹介する。
ニューヨークに住んでいると一度は訪れたことがあると思われるラジオシティー・ミュージック・ホール。冬の公演、『クリスマス・スペクタキュラー』のロケッツはもちろん、長い歴史の裏側は意外と知られていない。今号では、知っているようで意外と知らない同ホールについて紹介していく。