お洒落を楽しむ秋 ニューヨークのメンズファッション
秋の気配が漂ってきた今日この頃、ワードローブも夏物から秋物へと入れ替える時期。本号ではニューヨークのメンズファッション情報を紹介。季節の変わり目のお買い物に役に立つトレンドや最旬メンズブランドをチェックしよう。
不調が起きやすい今だからこそ、さまざまな体のメンテナンスが大切だ。健康でいるための生活のポイントを、カイロプラクターのドクターベルモンテが教えてくれる連載。
このコラムでは毎回、カイロプラクティックや理学療法、鍼や漢方という、いわゆる「治療」という側面から話してきましたが、今回はちょっと趣向を変えて、プロアクティブに体を使ってみよう、動かしてみようというお話をしようと思います。と言っても、「あんまり(全く?)運動してない」という人に、いきなり「走れ」「空手を習え」「ジャズダンス習え」という話ではありません。
今回お勧めするのは、当院に導入してしばらく経つピラティス専用マシン(リフォーマー)を使っての、ローインパクト、ローリスクの運動です。座ってばかり系の人も始めやすく、ゴルフやランニングなどのスポーツをする人にはけがの予防と、パフォーマンスの向上に繋がる、目から鱗の体幹トレーニングです。
「当院のインストラクター・牧野あきこ先生の個人指導による、リフォーマーを使ったピラティスのレッスンは、マシンと遊ぶ感覚で、『楽しい!』と大人気。腰痛の軽減もですが、脚や腕が引き締まって細くなった、体型が整ったという歓喜の声も聞かれます」とベルモンテ先生
ピラティスって何?
ピラティスとは20世紀初頭、ドイツ人のジョセフ・ピラティスによって提唱された身体調整法で、内層筋肉とコア(体幹)を強化し、柔軟性を高める運動です。当院のピラティス・インストラクター、牧野あきこ先生は、「バランスとコーディネーション、心と体を一体化させるエクササイズです」と話しています。
スポーツジムのクラスで、マットの上でやるピラティスとは異なり、当院のリフォーマー使用のピラティスはマシンと「遊ぶ」感覚があり、トライした人は皆さん「楽しい!」と言われます。牧野先生との個人レッスンなので、個々のペースと体のコンディションに合わせ、無理なく指導してもらえます。
「足が細くなった!」
ピラティスは新陳代謝を上げ、姿勢を改善し、肩凝りや腰痛の緩和も期待できるので、私の長年のカイロプラクティックの患者さんに勧めたところ、大袈裟でなく「Life changing experience!」との感想を聞かせてくれました。この方は、40代後半の大柄な米国人女性で、現在週2回のマシン・ピラティスを続けておられます。次のようなコメントをいただきました。
「腰痛でずっとカイロプラクティック治療を受けています。ベルモンテ先生から勧められて、リフォーマーを使ったピラティスを始め、人生が変わりました。無理なく腰回りを強化することができて、カイロプラクティック治療と鍼治療の効果も高まったし、何より体にエネルギーが湧いてきます。心身ともにバランスが良くなった感覚もあり、捻挫しやすかった足首も強化されました。それに、脚と腕がすらっと細くなったのがすごく嬉しい。ピラティスをしていると、上手に年をとることができると実感しています。先生とのやりとりも楽しく、あっという間にレッスンが終わります」
ちなみに、牧野先生はバレエのインストラクターでもあります。バレエダンサーの美しい姿勢と身のこなしを、ピラティスの指導を通して生徒さんに伝授してくれますよ。
もう一人、パンデミック中に運動不足解消のために、当院でマシン・ピラティスを始められた女性のコメントを紹介しましょう。
「私はテニスやゴルフなどスポーツが好きで、ピラティスやヨガには興味がありませんでした。パンデミック中は仕方なくユーチューブでヨガをやりましたが、面白くないので長続きせず。でも、マシンを使ったピラティスを試したところ、結構これがチャレンジングなんですよね。先生とのやりとりも含めて、レッスンが楽しくて、気付いたら腰痛や肩凝りが軽減していました」
とまあ、皆さんこんな具合です。マシンのピラティスをやって、マッサージや鍼の回数が減ったとの声も聞かれ、当院としては複雑ですが(笑)。皆さんの健康増進の役に立てるなら本望です。
ジョン・J・ベルモンテ 先生
John J. Belmonte, DC
E. 53 Wellness院長。
カイロプラクター(Doctor of Chiropractic)。
全米カイロプラクティック協会会員、ゴルフPGAツアー・スポーツ医学チーム所属。
アスリートのけがの治療、妊娠中の痛みの緩和、成長期の子供のカイロ治療も手掛ける。
E. 53 Wellness
211 E. 53rd St./TEL: 212-980-4211
e53wellnessnyc.com
「けが予防はプロアクティブに」
今回紹介したリフォーマーを使ったピラティスは、けがの予防にも、けがからの回復(治療としてのリハビリ)にも効果があります。運動療法である理学療法と合い通ずるものがあると思いながら、このコラムを書きました。受け身の治療と思われがちなカイロプラクティックや鍼、マッサージも、実は痛みやけがの予防にも効果があります。メンテナンスにこれらを取り入れることで、プロアクティブな健康管理を心掛けたいものですね。
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