NYでカラオケ
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オミクロンの潜伏期間は2〜4日といわれています。検査時期が早かったため、偽陰性になる可能性もあります。
PCR検査では、検体1cc中にウイルスのコピーが100〜1000個程度で陽性に、抗原検査(ホームキット)では、10万個〜100万個程度で陽性となるといわれています。つまり、ホームキットで陰性になっても、PCR検査で陽性になる時期があるということです。
ただ最近の研究結果で、陽性結果または発症から5日以上が経ち、1cc中のウイルスのコピーが100万個以下になると(PCR検査で陽性でも、抗原検査では陰性になる時期)、他者への感染確率が格段に低くなることが分かっています。隔離期間が当初の10日間から5日間になったのはこれが理由です。ただ、6日目以降も症状がある場合は、10日目まで隔離し、家族への感染を予防するために屋内でもマスクを着用し、距離を保つよう患者さんにはアドバイスしています。
手前がパルスオキシメーター。体温計、血圧計と合わせ、常備しておきたい家庭用医療器具。オンラインで10ドル〜で購入できる
熱が38・5度(華氏101・3度)〜39度(同102・2度)以上になり、解熱剤を服用してもなかなか下がらない、水を飲むのもつらいくらい喉が痛い、夜中に咳が出て眠れない、救急医療室(ER)に行くまでではないと思うがやや息苦しい場合などは、かかりつけの医療機関、主治医に連絡し、オンライン診療を受けられるといいと思います。もしくは、最寄りのアージェントケア(Urgent Care)クリニックに連絡してください。
ひどい息苦しさや、胸の痛みがある場合は要注意です。こういう時のために、自宅に常備しておいてもらいたい医療器具にパルスオキシメーターがあります(写真と今週の英単語参照)。脈拍数と血中酸素濃度を測定する器具で、血中酸素濃度が92〜93%以下になった場合は、ERに行く必要があります。パルスオキシメーターは、血圧計、体温計と共に一家に一つは常備しておくべきです。ファーマシーやオンラインで安価で購入できます。
狭く、混雑したレストランでは気を付けてほしいです。誰かと一緒に外食するときは、直前にホームキットで検査をし、陰性であることをお互いに示すなどの配慮があるといいと思います。神経質になる必要はありませんが、テーブル間隔が広い店を選ぶなど、リサーチされることもお勧めします。
マスクは、公共の屋内(ビルのロビーや地下鉄の中など)はもちろん、屋外でも人が大勢集まって混雑している場所では着用しましょう。行政はN95、KN95を奨励していますが、普通のサージカルマスクでもいいと思います。外から戻ってマスクを外したら、手洗いをするように心掛けてください。
オミクロン株の亜種BA・5は、オリジナルのウイルスやデルタ株より重症化率は低いとはいえ、感染力だけは非常に強く、決して侮るべきではありません。私が5月に感染し、つらい思いをしたのもオミクロン株だったと思います。
感染病の専門家らは、新型コロナウイルスが感染力を強めながらも弱毒化を続け、普通の風邪のウイルス程度の毒性になることを期待しています。あともう少し、辛抱強く予防策を実践して、みんなで元気にパンデミックを切り抜けましょう。
このコラムの内容は、フィラデルフィア日本人会主催の新型コロナウェビナー(6月開催)から。動画リンク:youtube.com/watch?v=iyw74dfaMt8
丹波靖子先生
Yasuko Tamba, FNP
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家庭医療、プライマリーケア(一般診療科・家庭医学科・内科・小児科・婦人科)専門FNP(Family Nurse Practitioner)。
認定創傷ケアスペシャリスト。
成田赤十字看護専門学校卒、テンプル大学看護学部学士課程卒、トーマス・ジェファーソン大学看護学部修士課程卒。
日本での経験を生かし、生活習慣病治療や予防へのアドバイスを提供。
乳がん、子宮がん検診を担当。
Japanese Medical Center
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